マイホームの選択肢として考えられるのは、新築の注文住宅や中古住宅のリノベーション、そして建売住宅。
注文住宅や中古リノベはお家を“建てる”選択肢である一方、建売住宅はお家を“買う”という選択肢。

間取りやデザインがすでに決まっているお家を選ぶのって、正直ちょっとつまらないかも…
なんて思っている方も多いのではないでしょうか？

私もそんなイメージだったのですが、ステーツさんでは“建売住宅らしくない” 建売住宅を販売しているとのこと！
一体どんな建売住宅なのか、株式会社ステーツの小林敬一さんにお話を聞いてきました。

株式会社ステーツ/執行役員

小林 敬一Keiichi Kobayashi

新潟県新潟市出身。お客様の気持ちになってプロとしてのご提案をすることで、本当に喜んでいただける家づくりをお手伝いします。日頃から心掛けているのは、お家を建てるまでではなく、お引渡後もお客様との関係を大切にすること。プライベートではサッカーや野球などスポーツ観戦を楽しんでいます！

暮らしをイメージしやすい建売住宅

――“マイホーム”といえば新築の注文住宅や中古住宅を考える人が多いイメージですが、建売住宅を選ぶメリットってどんなところでしょうか。

小林さん：建売住宅のメリットは大きく分けて２つあります。
まず1つ目は、購入してすぐに暮らすことができるという点です。
建売住宅の場合、すでに完成しているお家を購入する形になるので、極端にいえば家具を入れればすぐに暮らすことができます。

――すぐに暮らせると、具体的にどんなところが良いのでしょう？

意外と皆さん忘れがちなんですが、家づくりの最中も家賃は発生していますよね。
注文住宅や中古リノベにしても、お引き渡しまでに1年ほど要すると考えると、約80〜100万のお金がかかることになります。
すぐに暮らせることによってそれまでの家賃が最小限に抑えられるのは嬉しいですよね。

――なるほど！家づくりの最中も費用がかかっていることを考えると、すぐに住み替えられる建売住宅って良いですね。では2つ目のメリットは何ですか？

小林さん：2つ目は、実際に暮らすイメージがしやすい点です。
基本的に注文住宅の場合は紙ベースの家づくりを行います。間取りも窓も、設備も全て紙に書かれた線や数字で確認するしかありません。
設計士のように知識豊富な方や立体的にイメージができる方なら別ですが、住宅の知識がない方には紙ベースの家づくりはハードルが高いかなと思います。
実際に建ててから「あれ？想像してた雰囲気が違う」「もうちょっと広いと思っていた…」と、お客様の想像との間にギャップが生まれてしまう可能性もあります。

――確かに紙に書かれた情報だけだと、お部屋全体の雰囲気や目線など細かい部分までは想像しにくいですよね。

小林さん：そうなんです。それに、生活の中で大切なのは間取りだけではありません。
光や風通しなど自然環境ももちろん重要です。
目に見えない自然環境は紙ベースの家づくりではもっと想像しづらいですよね。
建売住宅では、実際に足を運べば間取りも日当たりも確認できますし、窓を開ければ風通しも確かめらるので安心なんです。

ステーツさんの“オンリーワン”な建売住宅とは

――ところで、ステーツさんは今まで何棟くらい建売住宅を手掛けられてきたのですか？

小林さん：もともとステーツは注文住宅の会社なんですが、２～３年前から注文住宅テイストの建売住宅を手掛けてきました。
おかげさまでそれが好評で、昨年は30棟ほどの建売住宅を施工させていただきました。
今年はその倍の60棟の施工を計画しています。

――建売住宅の需要ってかなり高いんですね！
でも建売住宅って、費用を抑えるために間取りや外観などお家の造りが決まっている印象があるのですが…実際はどうなんでしょうか？

小林さん：大体の方がそういうイメージをお持ちだと思います。
ですが、ステーツの建売はどちらかというと注文住宅に近いお家なんですよ。言葉だけでは伝わりにくいと思うので、一旦外に出てみましょうか！
実はこちらに並んでいる4棟のお家は全て、ステーツの建売住宅なんです！

――えっ！そうなんですか！？どれもデザインも形も違っていたので、別の会社さんのお家なのかと思いました…！

小林さん：先ほどおっしゃっていたように、一般的な建売住宅は間取りやデザインが同じものを複数造る会社さんが多いです。
そのため必然的に似たようなお家になってしまい、建売りのイメージを下げてしまっています。
ですからステーツでは建売住宅のイメージを変えるために『オンリーワンの建売住宅』を造っているんです！
ステーツの建売住宅は、同じ敷地面積・同じ向きであっても一つとして同じものがありません。
外観だけではなく、お家の中のデザインもオンリーワンになっているんですよ。

建売住宅 A

建売住宅 B

――こうして見比べると間取りもデザインも違っていて、想像していた建売住宅と全然違います！

小林さん：基本的に建売住宅は、敷地に対して会社の規格に沿ったお家をはめ込むことのが多いので、敷地に合わない場合は住み心地に影響が出てしまうこともあります。
その点、ステーツは自由設計の注文住宅を数多く建ててきた会社ですから、住宅の様々なノウハウを取り入れて、敷地のポテンシャルを最大限に活かした住み心地の良いお家を実現できるんです！

――どのお家も本当にオシャレですね！なんと言うか、「建売」って感じがしません。

小林さん：ありがとうございます！ステーツは個性のある住宅が得意なんです！
インテリアコーディネーターが加わって建売住宅を造っているんですよ。
専任のインテリアコーディネーターに、床の素材から建具の色合い、照明などのトレンドを程よく取り入れてもらっています。

小林さん：例えば、こちらのお家では和風の畳コーナーに対して洋風の照明を設けています。
一見反発し合いそうですが、実際に見ると違和感のないお洒落な空間になっていますよね。
こんな風に専門家ならではの提案をしてくれるので、いい意味で建売住宅っぽさのないデザインが出来上がるのが良いかなと思います！
ちなみに、ステーツの建売りは家具やカーテン、冷暖房が全てついてきます！

――プロがお家に合わせて選んでくれた家具が手に入るなんて、とてもお得感ありますね！でも、デザインや家具のコーディネートまでしてもらっていると考えると、費用が心配で…。

小林さん：安心してください！ステーツが提示している金額は、全てコミコミのお値段です。
土地代や建物の工事代、工事中にかかる付帯工事費、そしてコーディネート費など全ての費用を含んだ金額をご提示しています。
注文住宅と比較した場合、打ち合わせの労力コスト・土地の仕入れ・資材のスケールメリットを考えると、ここまでやっても1割位はお得になりますよ。

お客様の家づくりの選択肢を増やしたい

――今回はご案内ありがとうございました。正直、今まで家づくりの選択肢として建売住宅はあまり考えて来なかったんです。でも今日実際に見せていただいて、こんな建売住宅なら良いかもって思いました！！

小林さん：ありがとうございます！実はステーツで建売住宅を購入される方の8割ほどは注文住宅希望で、建売住宅の購入は考えたことがない方だったんです。

――8割というと、建売住宅を考えていなかった方がほとんどなんですね。

小林さん：そうなんです。これから家づくりを考える方には、「建売住宅」という選択肢を初めから無くさないで欲しいなと思います。それは建売住宅を買ってほしいからではなく、少しでもお客様にとって良い家づくりの選択肢を増やしたいからです。建売住宅を実際に見学してみて自分の理想のお家と明確に違うのであれば注文住宅を選んでも良いと思いますし、そこで「あれ？ちょっと良いかも」と感じるのであれば、建売住宅という選択も良いと思います！

建売住宅でも個性は出せる！

今回はステーツさんの建売住宅を見学させていただきました！

間取りやデザインがお家によって様々で、いい意味で本当に“建売らしくない建売住宅”だなと感じました。

建売住宅＝形の決まった家・個性の出しにくい家、というイメージがありましたが…
今回見学したお家のようにオンリーワンのデザインなら、お家にも愛着が沸きそうです！！

これからは選択肢は幅広く持って、いろんなお家づくりを考えてみようと思います！