いつもインスタでいろんなお店をチェックしている私。

その中で最近気になるお店を発見しました！

その名も…

『異人池建築図書館喫茶店』

場所は新潟市中央区西大畑町。

某映画で有名な「どっぺり坂」の近くに建つ異人池ハウスの2階。

▲どっぺり坂

写真で見る限り、本がたくさん置かれている喫茶店。

実は、東海林健しょうじたける建築設計事務所さんがやっている珍しい喫茶店なんです！！

どうして建築設計事務所さんが運営しているのか気になったので、実際に行ってみました〜

オープンしたきっかけとは？

東海林健建築設計事務所さんの社員であり、図書館の副館長でもある今井さんにお話を聞かせて頂くことに！

東海林健建築設計事務所さんでは、住宅や商業施設の建築設計をしているそうです。

他にも、リノベーション事業やVRやARなどを使った街づくりをされているとのこと！！

もともと併設されている建築設計事務所では、毎週日曜日に地域の方が本を読む場として開放していたんだとか。

日常の中で「建築」について触れる機会ってなかなか無い…。

地域の方にも建築の本を読んでもらったり、仕事の風景をみてもらおうと思ったのがオープンに至ったきっかけなんだそう！

「建築」と接点のある本

図書館を紹介をしてもらったんだけど、置いてある本をよく見ると…デザインの本や映画の本、ジャズの本まで置いてありました！

実はこの図書館に置かれている本は建築関連のものだけじゃないんです！！

「建築」って聞くと「建物」を想像される方が多いけど…

美術や映画・音楽などの中にも、「建築」に繋がる本が揃えてあるんだそうです。

また、このお店では「一箱本棚オーナー制度」という取り組みを行っているようで…

本棚を一箱貸出（有料）して、オーナーが自由にレイアウトできるみたいです！

自分のオススメの本を置くのもいいし、本に限らず自分の造ったものを置くのも良いかもしれないです◎

オーナーさんごとに個性の出方が違って、見ているだけでも楽しくなる空間でした♪

お店に入った際に木の香りが漂っていて、とっても心地良い空間。

本棚に使われている木材は全て魚沼産の杉を使用していて、お店には気のいい香りが漂っていました！

また、本棚に埋め込まれた黒ガラスには、新潟の景色が映り込むように作られているそう。

新潟の景色とオーナーさんの本・建築の本が混じり合い、「新潟を再編集する場になって欲しい」という想いが図書館に込められているんだとか。

“新潟を再編集”ってワードにときめいちゃいました！

本から広がる『人との繋がり』

本棚オーナーでもあるお客様にインタビューさせて頂くことに！！

お話を聞いたのは、最近オーナーを始めたばかりの山本さん。

自分の本棚に興味を持ってくれた方からコメントをいただいているそうで、その感想を楽しみにこちらのお店に訪れるんだとか。

本を通してお客さん同士の交流が生まれるなんて…とっても素敵ですね！

図書館の中にある喫茶店

続いて喫茶店の方へ。

喫茶店では店長の田邊さんがお話してくれました。

図書館の中にあるということで新潟ではちょっと珍しい喫茶店。

他の喫茶店と違って、本を読まれるお客さんが多く長く滞在される方がほとんどなんだそう！

そんな店長さんがおすすめするメニューがあるそうで…実際にいただくことに！

1番のおすすめは…『けんちくプリン』

口どけなめらかなちょうどいい甘さのプリンで、カラメルのコクとの相性最高でした◎

なんと言っても形が可愛らしい…！！

そして、こちらは動画では紹介できなかった…『ベーコンエッグトースト』

半熟の卵とベーコン・チーズがすごく美味しかったです！！

余裕で5皿くらい食べられそう（笑）

「建築」を感じる空間

新潟市内の中で、建築と図書館・喫茶店がひとつになっている空間ってここにしかない。

本を通してどんどん人が繋がり、その中に地域や建築の接点があって、すごく面白い空間でした！

次はプライベートでコーヒー飲みに行ってみようと思います♪

以上！新潟住宅通信のカナでした〜！！

バイバーイ♪