新潟で家づくりを夢見るみなさん、こんにちは！
2児の母（住宅見学オタク）のスミコです。

いきなりですが、家づくりって「何から手をつけていいか分からなすぎ問題」が発生しませんか？笑

インスタで素敵なキッチンを見て
「わあ～♡」
ってなった直後に・・・

「とりあえず展示場行けばいい？」と思って行ったら、営業マンの熱意に押されてヘトヘト…なんてこと、あるある。

特にここ新潟では、「冬」を計算に入れないと入居が数ヶ月遅れるなんてザラにあります。

「春から新居で子供を小学校に通わせたい！」

と思っていたのに、
雪で工事がストップして間に合わなかった…
なんて悲劇、絶対に避けてほしいんです。

今回は、新潟の気候や土地事情を知り尽くしたスミコが、「新潟で失敗しないための家づくりロードマップ」を本音で解説します！

1 | 【衝撃】新潟の家づくり、冬をナメたら痛い目見ます

まず期間の話ですが、一般的には短くても半年、長ければ1年以上かかると言われています。
「えっ、そんなにかかるの？」って思いますよね。Amazonでポチッとして翌日届く世界とはわけが違います。笑

さらに新潟の場合、「冬をまたぐかどうか」で難易度が激変します。

• 12月～2月着工の罠：
  雪が降ると、基礎コンクリートの乾きが悪かったり、そもそも除雪費用が追加でかかったりします。「早く住みたい！」と焦って冬に着工すると、余計なコストがかかることも…。

• 土地探しの落とし穴：
  冬に土地を見に行っても、雪で真っ白で何も見えません（笑）。「春になって雪が溶けたら、実はゴミだらけの土地だった」とか「段差がすごかった」なんてことも。

だからこそ、「来年の4月、子どもの入学までに入居したい！」というリミットがあるなら、逆算して前年の夏前には動かないと危険です！

2 | リアルな攻略チャート（展示場に行く前にやること）

では、具体的にどんな「山」を乗り越えていくのか、流れを見ていきましょう。
RPGゲームの攻略チャートだと思って読んでみてください。

2-1. 【～1ヶ月】妄想と「お金の現実」を見る

まずは一番楽しい「妄想タイム」からスタート！
土地や会社を探す前に、どのような暮らしがしたいか家族会議を開きましょう。

ここで新潟民として絶対に外せないのが、エリア選びです。

• 通勤ルート：「朝のバイパス渋滞に巻き込まれない場所か？」

• 雪対策：「前面道路に消雪パイプはあるか？」「除雪車は来るルートか？」

おしゃれな家も大事ですが、「毎朝雪かきしなくていい土地」の優先順位、意外と高いですよ！

そして、一番現実的で大事な「お金」の話。
「月々8万円なら払える」と思っても、新潟の冬の光熱費（電気代・ガス代）でプラス3万…なんてことになったら生活できません。
「気密断熱性能にお金をかけて、ランニングコストを下げる」という視点も、この段階で持っておきましょう。

2-2. 【1～3ヶ月】会社選びは「お見合い」よりシビアに

イメージが湧いたら、次はパートナー（建築会社）と土地探しへ進みます。

大手ハウスメーカーも素敵ですが、「新潟の湿気と雪を知り尽くした地元の工務店」も選択肢に入れてみてください。
「東京仕様のデザイン住宅」をそのまま新潟に建てると、結露で窓がビショビショ…なんて話も聞きます（怖）。

ここで数社にラフプラン（概算の間取りと見積もり）を出してもらい、比較検討します。
担当者との相性もめちゃくちゃ大事。「この人なら信頼できる！」と思える相手を見極めましょう。
絶対に、展示場のその場のノリで契約してはいけませんよ！

2-3. 【2～3ヶ月】プラン決め・契約

本命の会社が1社に絞れたら、詳細プランを詰めていきます。
「コンセントはここ！」「壁紙はこれ！」と細かく決めていく作業は、楽しいですが脳みそが糖分を欲します。笑

ここで確認したいのが「雪の捨て場所」です。
敷地内に雪を寄せておくスペースがあるか？ カーポートの配置は雪下ろしを考えているか？
図面を見ながら、冬の生活をリアルに想像してください。

内容が固まったら、ついに建築工事請負契約です。
契約書にハンコを押したら、簡単には引き返せません。後からの変更は追加料金がかかることもあるため、契約書と重要事項説明書は、穴が開くほど確認してくださいね！

2-4. 【3～4ヶ月】住宅ローン審査・着工

プランと並行して進めるのが、運命の住宅ローン審査です。

• 事前審査（仮審査）：早めの段階で「いくら借りられそうか」確認するやつ。

• 正式審査（本審査）：契約後にガッツリ審査されるやつ。

もし審査に落ちても、別の銀行なら通ることもあるので諦めないでください。

無事にローンも決まったら、いよいよ着工（工事開始）です。
ちなみに、地鎮祭（じちんさい）をする場合は、神主さんの手配やご近所挨拶も必要になります。
「え、何持っていけばいいの？」ってなりますが、基本的には建築会社さんが教えてくれるので大丈夫ですよ◎

2-5. 竣工・引き渡し・住宅ローン実行

ついにマイホームが完成（竣工）！
最後に「施主検査」といって、図面通りにできているか、キズはないかなどを皆でチェックします。
ここで遠慮して言わないと、住んでから「ああっ！」ってなるので、心を鬼にしてチェックしましょう。

問題なければ引き渡しです。
鍵を受け取った瞬間の「本当に私の家になったんだ…！」という感動は、これまでの苦労が報われる瞬間です♪

3 | 【書類より大事】契約前に準備すべき「心の準備」と「隠れコスト」

家づくりは、夢と同時に「予想外の出費」との戦いでもあります。
よくある「必要な書類リスト」は役所で聞けば分かりますが、ここではもっと大事な「新潟ならではの隠れコスト」についてお話しします。

3-1. 新潟あるある「地盤改良費」の恐怖

実は新潟、地盤が弱いエリアが結構多いんです。
土地を買って、いざ調査してみたら「地盤がゆるゆるなので、杭を打つのに100万円かかります」と言われることがザラにあります。

これ、見積もりの最初の段階では入っていないことが多いんです。
100万円追加と言われて白目を剥かないよう、最初から「地盤改良費」として予備費を確保しておくことを強くおすすめします！

3-2. 本体価格に含まれない「生活必需品」

「建物本体価格」に含まれていないもの、意外と多いんです。

• カーテン・照明：付いてないのが普通です。

• エアコン：新潟の夏も冬も過酷なので、性能が良いものが必要。

• カーポート：新潟の必需品！ これだけで数十万円～100万円コースです。

• テレビアンテナ：最近はネットTVの人も多いですが、確認を。

引き渡し直前になって「お金が足りない！」とならないよう、これらも予算に入れておきましょう。

3-3. 忘れた頃にやってくる書類たち

最後に、書類の話も少しだけ。
住宅ローン審査や契約時には、以下の書類が必要になります。

• 本人確認書類（免許証など）

• 収入証明書類（源泉徴収票など）

• 住民票・印鑑証明書

• 実印

特に注意なのが「源泉徴収票」。パパ（夫）が「どっかやった」と言う確率が高い書類No.1です。笑
あと、引越しのダンボールに「実印」を紛れ込ませてしまうと、引き渡しができなくなるので気をつけてくださいね！

4 | 流れを把握して余裕を持って準備を進めよう

ここまで見てきたように、家づくりは半年〜1年がかりの長丁場プロジェクトです。
特に新潟では、雪や地盤といった地域特有のハードルがあるため、全国一般的なスケジュールよりも余裕を持つことが大切です。

「大変そう…」と思うかもしれませんが、流れとリスクさえ分かっていれば、いつ何をすべきかが見えてきます。
土地探しも会社選びも、焦らず、でも着実に進めていきましょう。

とはいえ、「自分たちの予算で、雪に強くて暖かい家を建てられる会社ってどこ？」なんて、個別の悩みは尽きないものです。

そんな時は、ひとりで悩まずにスミコに声をかけてください。
営業抜きで、先輩ママとして「ぶっちゃけトーク」で相談に乗りますよ♪
家づくり、一緒に楽しみながら進めていきましょうね！