こんにちは！趣味は住宅見学、家ヲタク主婦スミコです。

今回は、素敵なモデルハウスの見学レポートをお届けしますよ。リノベーションを考えている方必見のモデルハウスですので、ぜひ最後までご覧ください！

【叶家】のフルリノベモデルハウス｜西区寺尾朝日通

さて、今回訪れたのは、西区に出来た【叶家】のモデルハウス。

まず、【叶家】についてご紹介しますね。古民家再生や大規模リノベーションから、中小規模のリフォームまで幅広く対応している【叶家】。

信頼のおける住宅会社なんです。特に、既存家屋の解体時に出た使える柱や梁を再利用するリノベーション工事が得意で、自社施工にこだわりながら高い技術力と豊富なプランニングを提供しています。

さて、今回見学したモデルハウスの魅力について。

「和」のテイストを贅沢に取り入れたリノベーションが特徴のこのお宅。

自然素材をふんだんに使用し、開放感あふれるゆったりとした間取りがとても心地良いです。築50年の旧耐震住宅をフルリノベーションし、現代のライフスタイルにもぴったりな空間に生まれ変わっています。

まるで別世界にいるかのような落ち着ける空間が広がっていて、見学しただけで心が安らぐスミコ。

これから【叶家】のこだわりとモデルハウスの見どころを、じっくりご紹介しますね！

外観

もう佇まいが高級感、醸し出してる。

GoogleMAPから引っ張ってきたビフォーがコチラ！↓
大枠、雰囲気は残ってるけどやっぱり印象が全然違いますよね！

1階杉板張り、2階塗り壁（そとん壁）の和モダン仕様。

「そとん壁」とは、マグマが噴火と同時に冷やされて火砕流となり、堆積した「シラス」から出来ている外壁材。厳しい自然環境でも劣化しない高耐久性、耐水性に優れているんだそうです。

杉板はここから経年変化でどんどん味が出て渋くなっていくだろうな。

1階

玄関

シューズクローク

玄関に入って正面に位置するシューズクロークの壁には、「大谷石（おおやいし）」が使用されています。

さて、大谷石とは、栃木県宇都宮の大谷一帯で採れる緑色凝灰岩のことです。火山灰からできているため、火に強く、軽量で加工しやすいというメリットがあります。それに加えて、消臭効果や防カビ効果もあるんですよ。

そして、何よりもそのデザイン性が素晴らしく良きです。

土間

キッチン

内観は、薩摩中霧島壁（シラス壁）やアカマツ、杉などの自然素材に囲まれた贅沢仕様で、心地良い空間が広がっています。

特に「薩摩中霧島壁（シラス壁）」については、⇀ココ←がすごく詳しくわかりやすかったです♪

さらに、建具（ドア）などもすべて造作で、“既製品”といわれるものはシステムキッチンとトイレくらいなんだそうです！

「え？お風呂もあるでしょ？」

と思われた方、のんのん！！後ほどご紹介するのでお楽しみに！

和モダンな雰囲気が漂うLDKに、キッチンの白いタイルが素敵なアクセントとなっていて、とても可愛いです。

LDKの落ち着いた和モダンなデザインに対して、キッチンの白いタイルが鮮やかに映えますよね。

加えて、この白いタイルは、キッチンのエリアをさりげなく引き立てながらも、どこか温かみのある印象を与えてくれるな～と感じました。

ダイニング

そして、目を引くのが一枚板のダイニングテーブルです。

迫力満点で、杉の一枚板がズドー―――ン！と存在感を放っています。

キッチン前まで繋がっていて、スタディスペースとしても使えますよね。

さらに、キッチン部分で切り取ったものを玄関のベンチに活用しているのがまた素敵！雰囲気が統一されるし、無駄なく使ってくれるのが嬉しいですね。
さて、モデルハウスの奥には、収納上にエアコンが巧みに隠されていました！

見学したのは8月後半で、天気は良くてカンカン照り。外はものすごく暑かったのですが、稼働していたエアコンはドライ設定にも関わらず、お家全体が涼しく快適でしたよ。

リビング

リビングの奥には、玄関と繋がる土間スペース。

ちょっとした来客の際には、この土間スペースでサッとお話をするのも良さそうです。つまり、カジュアルに、そして気軽にコミュニケーションができる場所として活用できる。

土間スペースがあることで、リビングや他の室内空間を保ちつつ、外部からの訪問者とのやり取りもスムーズに行えますね。

もともと物干し場として利用されていたスペースが、見事にオシャレなテラスに変身！

リビング自体がコンパクトなので、テラスまで同じ床材を使って高さを合わせています。

これにより、ひと続きに感じられ、広く見せる効果があるんです。それによって、空間が一体感を持ち、より広々と感じられますよ。

さらに、テラスの壁には、2階外壁で使用していた「そとん壁」が採用されています。この素材が、テラスに独特の風合いと落ち着き感をプラスしています。

サニタリールーム

バスルーム

なんと贅沢なお風呂！！

これは、ユニットバスではないですね。

まるで旅館の貸し切り風呂のような雰囲気。日常的にこんな素敵な空間を楽しめるなんて…本当に羨ましい限りです。

写真ではその魅力を完全には伝えきれませんが、ヒノキの香りが心地よく広がってます。まさにしあわせ空間。

リラックス効果抜群で、まるで温泉に浸かっているかのような贅沢感を味わえそうです。

天井に施されたルーバーが、空間に奥行きを感じさせます。全体の印象を引き立てますね。

また、間接照明も効果的に映えて、空間の意匠性がグッとアップ。ルーバーと間接照明が組み合わさることで、柔らかく広がる光が、室内に優雅な雰囲気を演出してくれるんですね。

気になるメンテナンス

これ、スミコが気になるのはやっぱりメンテナンス＆お掃除の部分です…。

既製品のユニットバスの魅力は「お掃除がラク」という点にあります。それに対して、今回のモデルハウスの寛ぎ＆癒しのあるお風呂を選ぶか、毎日のお掃除のしやすさを選ぶか。かなりの苦汁を伴う選択です。

ただ、お話を伺ったところ、いくつかのポイントがありました。

まず、「昔のタイルの目地ほどカビが発生しやすいわけではない」とのことです。

さらに、「しっかり換気さえしていれば、カビが生えたり木が腐ったりすることはほぼない」との説明もありました。

そして、「ガシガシ洗えるので、方法さえ知っていれば、そこまでの負担はないはず」とのアドバイスもいただきました。

これらの情報を元に、打ち合わせでメリットとデメリットをしっかり教えてもらって、最善の選択をしたいものです。

1階トイレ

階段下には、おトイレがあります。

こちらのトイレは、板張りとエコカラットが施されており、非常にスタイリッシュです。また、アクセントとして、シューズクロークに使用されていた「大谷石」も取り入れられています。

2階

皆さん、お忘れではないですか？こちらは新築ではなく、リノベーションされたお家です。

階段の位置はそのままですが、昔のお家の階段は一段一段が高いんですよね。そこで、段数を増やして段差を少なくする工夫がされています。

洋室

2階は二部屋。

2階も自然素材そのままの贅沢仕様。

主寝室

主寝室もまるで高級ホテルや高級旅館のような雰囲気です！

こちらも同じ塗り壁が使われていますが、小手を変えて、デザイン性をしっかりプラスしています。

【叶家】西区寺尾朝日通のモデルハウス見学レポ