じゅうたく通信 家づくりレポート【神田陸建築設計事務所】築数年後のオープハウスの魅力が増す理由|建築家:神田陸さんインタビュー|人柄と考え方、たしかに世界変わります!

【神田陸建築設計事務所】築数年後のオープハウスの魅力が増す理由|建築家:神田陸さんインタビュー|人柄と考え方、たしかに世界変わります!

新潟市秋葉区 その他家づくりノウハウ見学レポ
【神田陸建築設計事務所】築数年後のオープハウスの魅力が増す理由|建築家:神田陸さんインタビュー|人柄と考え方、たしかに世界変わります!

「僕の設計する住宅は築数年後のオープハウスの方が効果的だ。」

なんてInstagramの投稿見たら、神田さんのお話聞きたくなって即メッセージ!笑

これまで、マチーシャ村杉温泉-環翠楼〖臨泉閣〗-リノベーション、神田さんの一人建築家展などで見学させてもらったりお話伺ってきたスミコ。
神田さんの“建築”そして“住宅”の考え方に触れていつも刺激もらってました!

スミコの突然のメッセージにも

「コーヒー飲みながらお話しましょう」

とお優しいことば。

今回も神田さんのエネルギーを感じたくて行ってきました、秋葉区のアトリエ!!

「神田さんのせいだ」って言われましたよ

ウチ(神田陸建築設計事務所)で家を建ててくれたお客さんからいわれましたよ。「神田さんのせいだ」って。“ 人生観変わった ”、“ 考え方が変わった ”って意味でね。建物建てるってそういうことだと思うんです。
–お約束の時間、秋葉区のアトリエに到着。アトリエに入るまえのアプローチからお香がほのかに香る。アトリエ1階のフリースペース、コーヒー淹れながら待っててくださった神田さん。

ごぶさたで~す!

–そうそう、この感じに沼ってしまうんです。

建築のお仕事、僕にとっては仕事であって、仕事じゃないってとこあります。「いつ休んでるの?」ってよく聞かれるんですけど、お仕事してる最中がリラックスできる時間でもあるんで年がら年中仕事でもあるし、「365連休」って言われたこともありますよ。あながち間違ってなくて。それも幸せだな~とも思います。

アトリエ1階のフリースペース、土間になっていて展示品をもらってきたというキッチン。そこでコーヒーをゆるりと淹れてくださる神田さん。「土間もさ、本当はフローリングにしたかったんだけど、足りなかった!笑」って前に遊びに来た時いってました。

この仕事への感覚、これって徐々に構築された考えではなくて、もともとあったんですよね。休みでもお客さんとこ行ったり、時間あれば土地見に行ったりね。まだ契約前のお客さんと仲良くなったり。それでいうと、建築自体にあんまり興味がないというか。笑
対 ヒト、のほうが好きなんでしょうね。話していって紐解くのが得意なんだと思います。

話すほどウチじゃないな、と思うお客さんには別の会社進めますよ。その方が豊かだ!と思ったら、「住宅の設計してほしい」って言ってるのにマンション進めたりとかね。僕らの儲けより、マッチングしてるかしてないかなんですよね。その方は「マンション入って、いかったわ~」って言ってましたよ。笑

逆に、コンセプトが一瞬で出てくる方っているんです。

はじめにキャッチコピーを作るんですけど、それが中々…中々出てこないって方もいて。僕とマッチングしていないんでしょうね。すぐ浮かぶってことはマッチしてるんですよね。会話の中で、その方が隠している“ 心の引き出し ”の鍵をそっと開け、ひっぱり出して。
「あ、この方はこういう方なんだ。」
「こういうことが大切なんだ。」
「こういうことしたいんだ。」
っていうのをのぞく仕事なんですよね。

–とはいえ神田さんと話してても「踏み込んでくるなぁ」なんて感じたことはない。

(神田陸建築設計事務所ウェブサイト/WORKSページより)

鍵を閉めている人、ルーズに開けてくれる人、それぞれいるんですけど、時々シャッターみたいに「見てくれー」って人もいます!そんなときはコンセプトもすぐ浮かびますよね。でも、「シャッターのひとだけがウチに相応しいよ」っていうんじゃないんです。
「この人はどこにいっても大変な想いするな」って方もいます。そういうときは「ウチでやらんばダメだな」って思って少しずつ少しづつ扉を開けて、同じように大切なことを見つけていきます。
会話のキャッチボールでも、あっち投げちゃう人、カーブ投げてくる人いますよね~。なぜかそういう方多いんですよ。笑
そうひと大好き。

ライダーの劇 !?やってられるか!

『15坪、小さな実家にて。』
時々集中したい時はこもって僕のアトリエ分室となる。
新潟県五泉市の東の山の麓。猿や熊、鹿も時々顔を出す大田舎。

Instagram《@riku.kanda》より

小学校くらいの時、母親と先生が会議して他の覚えてるんです。「りく君は変わってる」って話してて。そのかいぎのきっかけは学芸会。小学校3年生くらいでね、学芸会で仮面ライダーの劇やるっていうんですよ。エイ!ヤー!って。そんなの「やってられるか!」って思ったんです。周りの子はやる気満々だったみたいで。その差を先生が母親に「変わってる」って言ってましたね。

–そこでイヤイヤ足並みそろえる子もいるでしょうけど、神田さんはGoing my wayだったんですね!笑

当時の僕は「あ、もうそういうのできませ~~ん」って休んでました。笑
その間、家で何してたかってNHKの教育番組みて勉強してました。学校行かないリスクのリカバーはしてましたよ、2ヶ月くらい。だから優等生!
当時から変わってたのかもしれないね!

–変わってることって決して悪いことではないですよね。むしろ個性。

そうそう。会話のキャッチの仕方とか、アプローチの仕方、話す内容のもっていき方だとか、“変わってる要素”があるから他の人と違うのかもしれない。大学出てないし、師匠もいなくて正当なプロセスを学んでないんです。かえってそれが良かったのかも。

のらりくらりなわけではなくて、色々経験してきました。自分の中で集中できない時期があったんです。でもその時期に評価され始めてしまって。独立して、スタッフ抱え、アトリエ事務所を構え、いい車に乗って…。

名前がどんどん出て「成功者だ!」って言われるのがすごくストレスでした。そういう複雑な何かが僕の人間構築の中で大きいかな。痛みが分かったり、曖昧が好きだったり。
あとは、目を背けることを重要視したり。周りが見えないくらい集中するときってあるでしょ。でも、集中から離れた時ふと思い浮かぶデザインだったり、考え方だったり、それがすっごく大事だったりするんですよね。デスクで集中してても“ いいこと ”って思い浮かばないけど、目を背けたり忘れたりすることが近道だったりね。

ヒトもそうです。ふと会いたくなる人っていません?日常生活で毎日会う必要もないんだけど、なにか“ 会いたい要素 ”があるから会うじゃないですか。そういうことを大切にしてます。建築に真面目に捉えるっていうより、アソビの中で出てくるものが大切かなって思ってます。

ライフワークで償ってるんです

ライフワーク(英: lifework)
天職(てんしょく)。人が生涯の仕事として人生を捧げたテーマのこと(参照元:Wikipedia)

僕のライフワークって「福祉施設」なんです。評価されたのも「福祉施設」。
今週末も“福祉建築”をテーマにセミナーやるんです。法人や障害お持ちの方の親御さん、あとはご本人に向けてお話しようかな~って。

–たしかに!神田さんは福祉施設を手掛けてるイメージです!

なぜ“福祉施設”をライフワークにしてるかっていうと、償いなんですよ。笑
生まれ育った五泉で、家の近くに障害者施設があったんです。小学校くらいかな、よく利用者さんが脱走してきて、当時の僕は、その方たちをからかってしまってたんでよね。10分後くらいに職員さんが慌てて「どっちいきました!?」ていうのにも「あっちいきました!」て反対方向教えたりね。

でも中学生くらいかな、何がきっかけだったかは忘れちゃったけど、これまでその方達にやってきたことを猛省したんです。「なんてことをしてきたんだ」て。「償わないといけない」ってね。

僕が命を懸けて償わないといけない」って感じたんです。

その時は建築に携わるなんて考えてもなかったんですけど、何かしらで償わないとって感じてました。僕のライフワークが“ 福祉建築 ”になってる根っこってそこなんです、“ 償い ”が。

最初にチャンスをもらったのが秋葉区の「ララスマイル」っていう障害者福祉施設。


障害者福祉施設、はじめてだったけど「やったことないから、できません!」じゃなくて。新しいことをやるから分かることってありますしね。

僕自身、そういう過去のバッググラウンドがあったので、なおさら。時間も想いもかけました。ただ、そういう時に限って時間もないし、お金もない。笑
だけど、ひとりのスタッフと一緒にこんこんとやりましたよ。だから、いい作品になりました。

『建築作品紹介-15【カテゴリ:障害者福祉施設】ララスマイル(2017新潟市秋葉区)』
コンセプトは「リズム🎵」。
建物外観も内部空間にも単調・シンプルではなく、感覚的に体が弾むリズムを加えて設計しました。
外から見ても楽しそう(^^)!帰る時もまた来よう(^^)!心と体が柔らかくなる施設をつくりました。

Instagram《@riku.kanda》より

僕は、付加価値を予想しながらつくっていくんです。「ララスマイル」も最終的な着地点は予想通り!
なにかっていうとね・・・

月に数回しか来てくれなかった親御さんが毎週来てくれるようになったり。
あまり関わり持たなかった地域の方が、「おもしろい建物だね、中どうなってるん?」って興味を持って見に来てくれたり。つまり“ 垣根をほどく ”てこと、付加価値ができたんじゃないかな。

本当は“シンプル”が僕の建築なんですよ。だけど、さっき言ったような付加価値をつけるために「リズム」てコンセプトにして、わざと色んな仕上げ材を使ったり、外構に色を使ったり。「楽しいとこに行くんだ!」ていうのを感覚的に伝える建物にしました。だから「リズム」。コンセプトはすぐ思いつきました。

だいたいいつもそんな感じ。

環翠楼の時もそうでした

\村杉温泉-環翠楼〖臨泉閣〗-リノベーションの見学レポート/

村杉温泉 環翠楼『臨泉閣-RINSENKAKU』リノベーション見学レポ!!

はじめてそこにいったとき、水の音が聞こえてね。生い茂る木に隠れてしまっていたけど、そこには滝があって、それ見たときにすぐスケッチ書いて。「これで行こう!」って。笑

『その場所の宝物探しから始まる1stデッサン。』

Instagram《@riku.kanda》より

じっくり考えるっていうより、すぐ思いつくんです。
『環翠楼、臨泉閣-RINSENKAKU-』

否定されることもありますけどね。「良いけど…だめ!」て感じ。そういうときは切り替えて違う案をあげますけどね!思いつくのも早いんですけど、切り替えも早いんですよ。
施設だけじゃなくて、お客さんとの打ち合わせも一緒。「違うかな」てなることもあります。そこで切り替えて、「もっと寄り添ったら、もっといいのができるんじゃないか!」て考えたら、そのダメだしっていいきっかけだと思うんです。より考えて、より良いものを一緒につくっていきます。ただ、その工程はあたりまえじゃなくて、はじめにコンセプトを出す時は、予想通りなものではなく、しっかり付加価値をつけて出します。それがプロの仕事だと思ってます。

あれって設計ミスですよね!

想いをもってコンセプトをつくって建てた住宅ってみなさん、まぁ上手に暮らしてくれてるんですよ。だから、僕の建築って建ってすぐの完成見学会より数年住んでからの見学会の方がよっぽどイイんですよね。

【築3年目のオープンハウス!松浜の家へ。】
ここも新築当時よりも断然美しく、豊かになってくれている。楽しんで生活してくれている感が真っ直ぐ伝わってきて嬉しい(^.^)!
僕の設計する住宅は築数年後のオープハウスの方が効果的だ。

Instagram《@riku.kanda》より

打ち合わせの時「ここでご飯食べましょうよ」て話してできたお宅も、いまでもちゃんと外でご飯食べてくれてますもんね。この前も「テラスでお茶しよ~」てことで伺ったんです。

ウッドデッキテラスが物置になってるお家なんてざらにありますよね。タイヤ置いてあったりクモの巣はってたり。あれって設計ミスですよね。話がちゃんとできてなくて、なんとなく雰囲気とか流行りでお飾りで付けたんでしょうね。使うためにはちゃんと作戦たてないと。使ってる様子をイメージして。そうすると何年経っても使ってくれてますもんね。梅干し干したり、きちんとお膳に乗せてご飯食べたり。「ここが一番気持ちがいいんだ」ってコーヒー出してくれていただいてきました。

–設計ミスって、寸法間違いサイズ間違いってイメージあるけど“ 使われていないスペース ”もいわば設計ミスなんですね~

だと思いますよ。出来立てほやほやのオープンハウスより、3年後、5年後のオープンハウスの方が正直。
どうやって暮らしてるか、
どうやってこの暮らしが、どんな打ち合わせで出来上がったのか、
この話ができることの方が、よっぽど高度だし、よっぽど誠実だと思うんです。人様がどうってことじゃなくて、僕自身そういう伝え方の方があってるんだと思います。

–実際の暮らしを見て、「なぜこの暮らしが成り立っているか、それが設計によるものだ」と感じられるオープンハウス~、見て見たいです。

ぜひぜひ!
でもね、3年後のオープンハウスやると、僕に喋らせてくれないんですよ。笑

住んでる方がお話してくれるんです。「ここが良かった」「ここは違う」「ここは、神田さん!設計通りだったよね~」なんて感じ。僕行く必要ないくらい。自慢大会してくれるんだけど、お客さんって、それが一番聞きたいことなんじゃないかなって。僕にとってもその声って“ たからもの ”ですよ。そういう方がいっぱい!

打ち合わせ中でも、もともと予算3000万だったけど、設計後見積り取ったら6000万なっちゃったとかあるんです。そんなの、クレームでしょ。笑

でもならないんです。6000万で建てたってことじゃなくて、そこからまたお話して削って、結果「最高ですね!」って、ご満足いただけるお家ができたんですけどね。
トラブルにならないのは、自分のためじゃなくてお客さんの豊かな暮らしを見据えてやってるからなのかもしれません。
神田 陸_有限会社神田陸建築設計事務所_ 建築家(@riku.kanda) • Instagram写真と動画

【築3年目のオープンハウス!松浜の家へ。】

Instagram《@riku.kanda》より

途中でおじいちゃんがなくなったお宅があったんです、設計後に。「おじいちゃんの部屋どうしよう」て。
本来、そのまま建てると思うんです。そのご家族も「子供帰ってきたらここに泊まればいいね。このまま(施工)やろっか」なんておっしゃってました。でもその時『僕に気をつかったな』って分かったんです。もともとガレージのご希望があったんですがカーポートにしていて。おじいちゃんの部屋を無しにして設計変更すれば夢が叶うんです。でも設計おわってるから僕に遠慮して、妥協して「このままいこう」って。

「時間ください。設計変えましょう」

って気づいたら、いってました。笑

–神田さんのアンテナは無意識にいろんなものをキャッチするんですね。

そこから時間いただいて、変更して、いま最高の着地になったんじゃないかな~ってこともあります。根本にもっている“ 親身 ”っていうのが、お客さんにも伝わってて、トラブルを防げてるのかもしれませんね。だから僕、非営利団体なんです!笑

目的が変わってしまったら…多分この仕事辞めます

楽しくするって目的でこの仕事してるんで、その目的がもっと儲けを出すため、とか変わってきたら、多分この仕事辞めます。そのためにやってるんじゃないから。

それでいうとね、コロナの時期はやりがいありましたね!だってあんなに世界が一気にリセットされることってないじゃないですか。もともと自分が評価されていたことを面白く思ってなかったんで。ああいう状況でみんな一度フラットになって、その中で何ができるか。この環境で自分には何ができるかって状況、ワクワクしましたよね。

このアトリエもコロナは始まるあたりで建てたんです。コロナと共に成長した感じ。

神田陸建築設計事務所 秋葉アトリエ

普通だったら建築業界でもリスクしかない状況ですよね。でもそこで建てたメリットの方が大きかったなって思います。その時期にビル建てる会社なんてないでしょ。だからこそ、評価されたりメディアに出たり。国からよく分からない補助金いただけたりとかね。zoomっていう武器も身に着けたので、遠い方とも繋がって範囲を広げることができましたよね。僕らはどんなところでも設計はできるので。
機能性の住宅って需要あるじゃないですか、説得力あるし。売れますよね。でも僕らは「豊かな暮らし」とか「環境と一緒に住む」だとか「自然を取り込む」とか。今の時世と違ったとこにフォーカスしてるんだけど、「それが欲しい」って人も中にはいますから。「高断熱・高気密なんかに住みたくない」て人もいますよ。

窓を開けたい
寒い・暑いを感じたい
四季を感じたい

ってね。国の指針で“ちっちゃい窓で、ガンダムスーツみたいなとこに暮らすのが豊かですよ”って言われてますけどね。温熱環境としての快適。間違ってるとは言わないけど、それが果たして僕らの五感の中の快適をすべて解決してくれるのかなって。
ウチのアトリエも、換気扇とエアコンですけど時期によっては「やめようよ」っていって窓開けるんです。そうすると換気扇の200倍くらいの能力で一気に風が入ってくるんです。それが一番のエコなんだけどな~とも思います。

–この日も、アトリエの入り口を全開にしていたので気持ちい風が入るし、外にもお香の香りが広がってました。
時代の中で「こういう家に住んでくださ~い」って言われてそのまま“住まわせられる”んじゃなくて、“自分のライフスタイルを造り上げて住む”ていうのが僕らは得意なんです。コレが流行りで、こういう風にしましょうって制限かけちゃうの好きじゃないんです。
いま高性能って簡単ですよ。数年前はノウハウが少なかったけど、いまはプロじゃなくても情報を得られるでしょ。断熱材100のところを300にするとか、気密もグラスウールじゃなくて吹き付けにするとか。お金かければ、高性能を求めて数値化するのは簡単です。なによりも施工業者さんの能力が上がってるから。
でもそこじゃなくて、より“ 心地いい ”を攻めるってのは設計力に関わってきますよね。

–神田さんとの打ち合わせでは、これまで自分が思ってきた“ 心地いい ”が覆されそうです!

すぐ外出れる、とか。
じゃあ、すぐ外出るのは何が目的なのか、とか。
外でコーヒー飲みたいんだ、とか。
外で飲むコーヒー美味しいよね、たしかに美味しいよね。
なんで外で飲むコーヒーとかお弁当っておいしいんだろう?
ってなんで?なんで?を追い求めるのって面白いですよね。お客さんによってなんで?の答えが違うし。
とはいえ、性能もちゃんとやってるんですよ、過剰にしないだけで。今の時世に合った断熱にしているんだけど、僕はそれがすべてじゃないってことです。

白根グレープガーデン フルーツカフェ
(神田陸建築設計事務所ウェブサイト/WORKSページより)

よくね、同業の方から「建てた後、あとはクレーム待つだけだ」なんて聞くんです。それって淋しいじゃないですか。
本当はお客さんのにとっては建てた後からがスタートだからね。そっから楽しいことが生まれていかないとダメですよね。それが多く生み出されるような設計をすることですよね。僕ができることはそれぐらいかな。

このご縁に感謝です!スミコ

初めましてのときから、すらすら話せる。神田さんってそんな人。
以前から知り合いだったかのように、違和感なくスッとお話しできるのは、だれに対しても平等に、対等にお話してくださるからなんだろうな。建築家さんとしてっていうより、“ 人として ”出会えてよかったな~とつくづく感じたスミコでした!

これまでのお客様とのつながりが濃ゆいのも、神田さんの打ち合わせいや提案、たまの世間話あってのものなんだろう。そして神田さんのお人柄。

神田さんの想いの詰まった建築、設計に触れてみたいな~って思った方もいるのでは!?
神田さんが手掛ける建築は住宅以外に、施設や病院、歯医者さんなんかが多いです。

ふらっといけるとしたらこのへんかな。
・白根グレープガーデン フルーツカフェ(南区)
・ふりあん [マンデル]というのクッキー専門店(五泉市)
マチーシャ(秋葉区)

今日も美味しいコーヒー有難うございました。
そして何より、「お仕事への想い」「お客様への想い」など包み隠さずありのままをお話しくださってありがとうございました~。
癒され、刺激もいただいたスミコなのでした~♪

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