南向きだけが正解?家づくり初心者のための『簡単!方角ガイド』
「日当たりが良いのは南!」しか知らないスミコ!
ここぞとばかりに南向きの土地にこだわって探す?
家を建てるベストな方角は、住む人の「ライフスタイル」によって違うはず!
今回は、土地探しのヒントとなる、家の方角についてお勉強します!
目次
土地と道路と方角とわたし
なにそれ。(ムシムシ。)
土地の方角は、その土地に面している前面道路の方向に基づいて表示される。
たとえば、土地の南側に道路がある場合、その土地は南向きと表示。
また、複数の道路に面している角地の場合、好ましい方角が強調されることもある。
たとえば、南と東に道路がある場合、通常は南向きの土地として評価される。
このような理由から、多くの住宅やマンションの広告には「全戸南向き」というフレーズが登場するんだな。
方角と価格の関係
土地の方角はもちろん価格にも影響する。
南向きの土地は一般的に人気が高く、そのため価格も高めに設定されることが多い。
実際、南向きの土地は北向きの土地と比較して5%から10%高い価格で取引されることも。
ただし、土地の方角は変更できないため、多少高い価格でも需要があり、比較的早く売却される傾向がある。
分譲地などは南向きの物件や土地、角地が早い者勝ちで売れていくんだね。
方角を気にしない傾向
一方で、近年は方角をあまり気にしない人々も増えている。
建物の配置や設計を工夫することで、日当たりを改善することが可能だから。
また、昼間はほとんど家にいないから、日当たりの重要性が低いと考える人々もいる。
いくら周りが『日当たりは!!』とゴリ押ししても自分達のライフスタイルを考えた時、不必要なのかも!?
これによって、土地と前面道路の方角に関する新しい考え方や動向が生まれつつある。
各方角のメリット・デメリット
土地の方位と特徴
(参照:ユニバーサルホームHP/土地の方位に合ったプラン)
ユニバーサルホームさんのこの図は非常に分かりやすい!まるで教科書!
もうひとつどうぞ。
道路と間取りの関係
(参照:ユニバーサルホームHP/土地の方位に合ったプラン)
ココをもっと深堀していこう。
東向き、西向き、南向き、北向きの土地それぞれについて、その特性を詳しく解説。
北向きの土地
メリット:
- 夏が涼しい。
- 物件価格が安い。
- 床や外壁が紫外線での劣化が少ない。
- リビングのプライバシーが確保できる。
デメリット:
- 日当たりが悪い。
- 冬は寒い。
- 日中から照明が必要なこともある。
北向きの土地は、夏には涼しいから、快適な居住環境を提供しまてくれる。
また、物件価格が比較的安く、室内の床や外壁が紫外線による劣化から守られるメリットも。
さらに、リビングのプライバシーが確保しやすいことも魅力。
ただし、日当たりが悪いため、洗濯物が乾きにくいことや、冬には室内が寒く感じることに注意が必要。
南向きの土地
メリット:
- 1日中日当たりが良い。
- 夏の日中は日が高いので直射日光が入りにくく、冬は陽が射し込む。
- 物件価格が高め。
- 資産価値が高い。
- 日差しによって部屋が暖められ、暖房の電気代を節約できる。
デメリット:
- リビングが日焼けしやすく、プライバシーの確保に工夫が必要。
- 価格が高い。
- 夏場は室内が暑くなりやすい。
南向きの土地は、1日中日光を受けるため、庭やリビングの日当たりが良く、資産価値が高い傾向がある。
また、日差しによって室内が暖まるため、暖房の電気代を節約できる。
ただし、リビングが日焼けしやすいため、プライバシーを確保するためにカーテンやブラインドを工夫する必要がある。
また、南向きの土地は一般的に価格が高いため、予算に合わせて検討する必要。
西向きの土地
メリット:
- 長い時間日が当たるので、布団や洗濯物を干しやすい。
- 冬は夕方も部屋が暖かい。
- 夕日が部屋から見られる。
デメリット:
- 朝方が寒い。
- 西日がまぶしいため、夏は夕方まで暑い。
- 朝は日差しが入りにくく、室内が暗い。
西向きの土地は、夕方まで日差しが入り、洗濯物を干すのに便利。
また、冬場も夕方まで室内が温かいため、快適に過ごすことができる。
ただし、朝は日差しが入りにくく、室内が暗く感じられることや、夏に西日がまぶしいことに注意が必要。
東向きの土地
メリット:
- 朝から日当たりが良いため、気持ちよく目覚められる。
- 午前中の日差しで部屋が暖まり、洗濯物が早く乾きやすい。
- 朝早くに洗濯物を干すことができる。
- 朝から陽射しが強い。
デメリット:
- 午後以降に日の光が入りにくく、夕方は暗く寒くなりやすい。
- 冬場は室内が冷えやすくなる。
東向きの土地は、朝日を浴びることができ、気持ちの良い目覚めを迎えることができる。
また、洗濯物が早く乾くため、午前中に家で活動することが多い人にとっては便利。
ただし、午後になると日光が入りにくくなり、夕方は室内が暗く感じられることもある。
この方角、こんな人におススメ!
北向きの部屋
北向きの部屋は日差しが少なく、温度変化が少ない特徴がある。
夏は涼しく、冬は寒い傾向があり、日中でも暗くなりやすいため、照明が必要。
スミコみたいなとにかく暑がり!な人におススメ。
窓や吹き抜けの工夫で光を取り込むことができて、快適な空間に仕上げることも可能。
南向きの部屋
南向きの部屋は、自然光がたっぷり差し込む明るい空間。
特に家族が長い時間を過ごすリビングやダイニングに最適だけど、夏場はあつくなりがちだから窓の工夫が必要。
在宅ワークや専業主婦(夫)の方に向いている。
西向きの部屋
西向きの部屋は午後から夕方にかけて日光が差し込んで、洗濯物も夕方によく乾くので、夕方以降に家で過ごすことが多い人に向いている。
だけど強い西日に注意。西日の影響で壁や床が日焼けするリスクもあるため、大きな窓は避け、カーテンやロールスクリーンを利用しよう。
東向きの部屋
東向きの部屋は朝日が気持ちよく入るので、朝型の活動派や規則的な生活を送りたい人におすすめ。
ただし、午後からは日差しが少なくなるため、照明が必要。
冬場は寒いことがあるので、暖房も考慮しましよう。
家づくり方角まとめ
今回は、土地の方角についてお勉強。
土地の方角は、その土地の前面道路の方向に基づいて決まる。
南向きは日当たりが良く、価格も高い傾向がある。
北向きは価格が安く、夏は涼しい。
東向きは朝日が入り、洗濯物がよく乾く一方で、午後は日の光が入らない。
西向きは夕方まで日が当たり、洗濯物を干しやすいですが、夏は暑く、朝は寒い。
方角選びにはメリットとデメリットがあって、最近は方角を気にしない人も増えている。
設計士さんの腕頼み!という気持ちも少なからずあるスミコ。
最終的には自身の生活スタイルやニーズに合った方角を選んで、理想の住まいを見つける際に参考にすることが重要。
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!