家計見直しで『住宅ローン』は怖くない!ズボラ主婦でも貯金ができる!?
以前【家づくりの流れ3STEP】でおおまかな流れを紹介したよ。
【住宅展示場】や【見学会】に行く前にこの3STEPを踏むべし。
理由と詳細はこちらをチェック▼以前紹介した【家づくり3STEP】はこちら▼
家づくりの流れ
1..お金のこと
2..建物のこと
3..土地のこと
これにそって今回は、従順にお金のことを考える。
【お金のこと】で踏まえるは2点
■家計の見直し/己を知る!
■資金計画/総額を2パターンで考える!
今回は【お金のこと】のうち『スミ子式|家計の見直し』紹介しちゃうぞ~。
マイホーム計画が動き始めスマホでおしゃれハウスを眺める夢うつつな日々にピリオドを打ち、現実と向き合おう。
目次
家計の見直し/己を知る!
どんぶり勘定を見直そう
家計簿をつける、とかではなく(スミ子、いずれ家計簿をつけよう、と思って早6年。)とりあえずここ3か月ほどの収入・支出を書き出してみる。
もちろん旦那くんのも。
「貯金できる月、できない月があるんだよな」
「急な出費に削られることもあって、でもその“急”って案外予想できることも多い…」
改善できそうなところが、あれよあれよ。
家族にかかわるお金を整理
これから紹介するのは『スミ子が学んだ4つのこと』
2. スマホ、格安simに変更
3. 医療、生命保険を見直す
4. 1年の特別費を設定、用意
この4つができると、住宅ローン計算にグオっと近づきますぜ!
「やらなきゃ、ってのは分かってるんだよ」
そうだそうだ!母は忙しいんだ!
父だってクタビレテルンダ!
「そこまで手が回らないし、生活できてるし、家賃をそのままローンに回せばいいんでしょ」
分かる、分かるよ!
でも、言わせて!『住宅ローンはそんなに甘くネェ!』
そんな簡単なものじゃないんだ。
だからこそまずはこの4つ説明していくね。
気軽に見て見てね。
1. 食材費(外食費)を週毎に金額設定
家庭によって食費の設定は違う。
【A家】食材費と外食費を合わせて1か月設定
【B家】1か月分の食材費設定、外食費は別財布(ママのお小遣いとか)からでる
とかね。
【A家】の場合、例えば『4人家族 食材費+外食費 ひと月40000円』と設定したとする。
人の心理として、月初めお財布に設定金額の満額入っていたらホクホクして気が大きくなって、前半に多く使いすぎてしまう傾向がある。
外食が増えたり、高い食材に手を出しちゃったり…3週目で35000円使っちゃって、残り一週間5000円!?
こういう時に限って「今週お米なくなりそうなのに!」ってスミ子はなるよ。
結果、月末に切り詰めなければならなかったり、どうしようもなく補てんしちゃって『毎月余ることなくいつも切り詰めている印象』になる。
【B家】の場合、もう現実足りてないってことだから見直しは必須だよね。
そもそも補てんし始めると、どんどんドンブリ勘定になってしまって貯金が減っていくだけ。
そうならないために、ここは切り詰めすぎず長い目で見て“補てんグセ”を直すつもりで週ごとの食材費+外食費を設定してみよう。
週毎に金額を設定し、買い物の曜日を決める。
食材費の買い物は(できる限り)週1回、無理のない金額を設定。
例えば週1万5000円設定に。(多いよな…スミ子にとっちゃ多いぞ。)
食材を一週間分1万購入、外食費は5000使ってよい。
そこでバランス見て、
・外食費抑えるために、安めに済ませる
・外食費抑えるために、家で食べる
・先週我慢して余裕が生まれたから今週は食材費節約して外食ちょっと贅沢しちゃう
など楽しみながら週ごとに無駄遣いしないようにやりくり!
節約したり、外食我慢して少し出てきたあまりのお金をちょっとずつ貯金。
とはいえ微々たるものだったら、数か月貯めて家族で贅沢なディナーとか出かけてもいいしね。
ここではお金を生み出して、住宅ローンに回す、というより決められたお金でやりくりして少しずつ余裕を生み出すことに慣れればOK!
補てん補てんで、「知らない間に貯金額減ってた!」なんてことはならないよ。
2, スマホ、格安simに変更
スマホの利用料金は毎月かかる固定費用。
携帯キャリアから格安SIMへ乗り換えて月額料金をかなり抑えることができる。
どれだけかって?
・基本プラン2700円
・ネット接続料300円
・データ定額プラン(2GB)3500円
月額合計 6500円
・通話料 20円/30秒
・月額基本料(3.1GB)1600円
月額合計 1600円~
こんくらい!
約5000円違うってことは、パパと合わせると10000円浮くよ!
たかが、1万。されど1万。
住宅ローンを組むとして、毎月の家賃+10000円で考えると、総額でどのくらい違うと思う?
すごくすごく単純計算だけど、
月1万×12か月=12万円
1年で12万円 × 35年ローン=420万!
2580万のお家と+420万円かけた3000万のお家、インパクト強くない!?
格安SIMにして1万円確保するだけでこれだけ違うんだわ。
ただし格安SIMは、自分で乗り換えの手続きをおこなう必要があって、自信がなく乗り換えができていない方もいるのではないか、と思う。
ここでは格安SIMへの乗り換え手順をまとめておくね。
この機会に住宅ローンのため、私たちのマイホームのために格安SIMへ乗り換え考えてみてはいかがかな?
・スマホ(今のスマホを使うか、新規購入するか)
・乗り換え先のSIMカード用意(ネットで申し込み・購入可能)
・MNP予約番号(現在契約中の通信事業会社に連絡してMNP予約番号を発行してもらう)
・本人確認書類用意
・クレジットカードまたはキャッシュカード(銀行口座)
(1)MNP予約番号を取得する
(2)契約したい通信事業会社に申し込みする
(3)SIMカードの設定
手持ちのスマホのSIMロックを解除する
手持ちのスマホに対応した通信事業会社のSIMカードを挿入
スマホごと新規契約する
(4)動作確認をする
格安SIMの選び方
●SIMサイズ
●SIMの種類(音声通話/データ)
●使用する通信回線と通信速度
●利用するデータ量や通信プランを決める(月額料金)
●初期費用の有無や利用できるキャンペーンで選ぶ
ご覧のように、格安SIMへの乗り換えってそんなに大変じゃない。
今使ってるスマホ、そのまま使えるしね。
この変更で、家づくりに420万円の+αがつくとしたら…夢膨らむよね~。
3. 医療、生命保険を見直す
今の医療保険・生命保険、契約したのっていつ?
「子供が生まれてから、家族全員分見直したよ」
ってひと!もう『スミ子のお金の学校』飛び級で卒業してくんなさいな。
それより前の人!
結婚した時だな、とか。
結婚前からノータッチです、とか。
親がやってくれたのそのままです、とか。
我が家、保険入ってないんだよな、ヤバイ!?とか!?
そもそも医療保険・生命保険の必要性ってそれぞれだから、入らないで別の形(投資信託)とかで考えてるならOKだと思う!
医療保険・生命保険、不必要!っていう人増えたし、投資への敷居も昔より低くなってるし。
そうじゃなくて、『なんも考えてないわ』ってひと。
マイホームより前にそこですわ。
見直せてないって人も、常に新しい商品出ているし、いまの保険料高すぎてそこで経費削れることもあるよ。
生命保険は一度入っておけばそれで良いというものではなく、見直しが必要なのだ。
じゃあ、失敗しない保険の見直し方とは?▼
(引用:保険市場)
まずは、現在加入している保険の契約内容を把握しておくことが重要。
契約内容は、契約時に受け取る保険証券や約款に記載されていて、以下の点を確認しよう。
- 保険金額と受取時期
- 保険料と払込期間
- 特約の内容
- 保障内容が重複していないか(複数の生命保険に加入している場合)
- 更新時期(定期保険の場合)
とはいえ。
よくわからんって思うスミ子は、こここそプロに頼む。
保険見直し方法は、大きく分けて次の4つ。
- 保険会社の営業担当に相談する
- 銀行の窓口で相談する
- 保険代理店で相談する
- インターネットを使い自身で申し込む
自分たちに合った方法で、プロにベースは任せて、信用ならないとこあったらネットやYouTubeで勉強して対策を打てば自分たちに合った見直しができるはず。
さらに、そこでお金が捻出されなくても将来への安心は爆増。
安心できて、余裕分の捻出ができたらラッキー。
貯金なのか、これから始まる住宅ローンにあてるのか、それは叶えたいマイホームの夢の膨らみ方によるな。
4. 1年の特別費を設定、用意
特別費って聞いたことある?
毎月は出ないけど、“年間で決まってる支出”に対する費用。
家族の誕生日
お年玉
クリスマス
年賀状
実家帰省費
父の日、母の日
歯医者(定期健診)
インフルエンザ予防接種
自動車税
こんなもんか。
あと設定しておくといいのが、美容室代。
ママ〇ヶ月に1回いくら。
パパ3か月に1回いくら。
子供たち3か月に1回いくら。
もちろんお小遣いからでもいいんだけど、決めておくと無駄使い・衝動的な使い方が減って年間通して節約できちゃう。
特別費を年間で算出すると大きな額になるんだけど、給料だけじゃなく、ボーナス含め考える。
特別費を算出して、旅行費や家具家電買い替えも予定に含めて、それでも浮いてくるお金がきっとある!(まぁ、収入とライフスタイルによるけどね)
詳しくはこちらのサイト、おすすめ!▼
特別費ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ
我が家の場合、この見直しにより2~3人の諭吉に翼が授けられたよ。
★余裕が生まれたところを住宅ローンに回す!!
★今の家賃+いくら払えるか、で住宅ローンの総額が見えてくる
住宅ローン総額を考えるうえで重要なのが借入可能額と支払可能額は違うということ!
借入可能額…銀行から借りれるお金
支払可能額…自分たちが払っていける額(月々の返済可能額×35年分)
同じ金額でも銀行によって貸してくれるとこ、くれないとこ。
貸してくれても金利がまちまち…(この辺はおいおい勉強必須)
つまり住宅ローンは
『借りれる額』ではなく『返済できる額』で決める!
けど!見落としちゃいけないのが今(アパート)と違い、マイホーム購入した後にかかってくる家・土地関連のお金も想定しておく。
それをランニングコストって言ってみる。
住宅ローン以外のランニングコスト
マイホーム購入した後にかかってくる家・土地関連お金とは言っても、実際なににかかるの?ってことでこんな感じ。
・固定資産税(年10~15万前後、2~3ヶ月に一回2万円前後の支払)
・都市計画税(年3~5万前後、固定資産税と一緒に請求来る)
・火災、地震保険(年5~10万前後)
・自治会費(年間1万円前後)
・修繕費(10~100万)
などなど。修繕費は置いといて(新築1年やそこらで修繕しないことを祈る)
その他コストを合算して月々で割ってみると…だいた~い約2万!!
案外、の出費。
ランニングコスト、思わぬ出費!
ランニングコストを含めて考えて、今の家賃+いくら払えるか。(ランニングコストって言いたいだけ)
急な出費に備える貯金、の大事さ痛感。
だからあまりギリギリに設定しちゃいけんのだ。ほんと、いけんのだ!
ランニングコストに加え、ビビり要素は世界情勢、世の中の動きで金利が安定しないこと。
そのまま影響受けるから、家計も安定しないこと。
例えば、リーマンショックやコロナ。
資金計画しっかり立てて住宅ローン設定していたけどコロナで収入が減り、返済困難になり
購入したマイホームを手放す決断をしたご家庭も少なくなかった、と。
そうなったときには国や自治体のサポートもあるわけだし考えればキリがないことだから、あまりマイナスは妄想はしないけど、カツカツで設定しないほうがいい!って解釈。
家計を見直して、家賃+いくら支払えるか、っていう我が家の総額は出た。
ここまでくると、こんな計算もできるようになる。
例えばこんな家庭があったとする
(例は我が家の数値ではない。決してスミ子ん家の数値ではない!)
(手取り400万…年収の20%マイナスで計算)
・月々収入:約30万、ボーナス:約30万×年2回
・月々支出:約26万(見直した結果の支出額←見直す前は29万)
・現在家賃7万円
・余剰4万!!
➡ボーナスは住宅ローンに入れず、特別費に。
余剰4万のうち2万はランニングコスト代として計算。
となるとうち2万を住宅ローンに回すとする。
現在の家賃7万円+2万円=月々の支払可能額9万円
月々支払可能額9万円×12=年支払可能額108万
年支払可能額108万×35年ローン=3780万
これでたらあとはシミュレーションという名の文明の利器に頼る~!
住宅ローンシュミレーション(住宅保証機構株式会社)
ちょっと待って!
ここまでで己を知り、家計を見直して返済可能額が分かったけど…
「元利均等・ 元金均等 ってなに!?」
「金利って自分たちできめるの!?」
まだまだ知らないことばっかだぞ。
次にシミュレーションの前に知っておくべきことをお勉強~!
スミコに相談する
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!