海近くでの暮らし【新潟市】海との共存を楽しむ暮らし
「私達は“海が好き”なの!海のそばで住みたいの!でも市内がいいの!」
「海が見える暮らしに憧れるけど、絶対デメリットあるよね…?」
「海の恩恵は受けたい!海感じつつマイナス面をカバーできる距離ってどのくらい!?」
わかる!!スミ子も“魔女の宅急便”のキキの暮らしに憧れた!
自転車で気になるあの子と海まで行くとか…トンボの自転車、大破してたけど。
日本海とともに生きる新潟県民として、海必須の趣味があったり
地元が海のある町だったから、自分の家族をつくるうえでも海の近くに住みたいとか
逆に内陸で育ったから、海への憧れがあるとか・・・とかとか。
でも「海周辺っていいことばかりじゃないよね?(不安)」
「憧れるけど実際どんな暮らしになるの?(不安+期待)」
と思うのは世の常!
憧れの海近くの暮らしを深堀しつつ、注意点・デメリットを重ねて紹介!
酸いも甘いも知って、ちゃんと家族で判断しよう!シードリーム!!
やっぱり魅力的!海近くの暮らしココがいい!
海を毎日眺められる
海沿いの家に住むと、当たり前だけど毎日のように海を眺めて過ごせる。
青空と溶け込むような青い海はもちろん、朝焼けや夕焼けに赤く染まる海や月明かりで銀色に輝く海など、さまざまな表情と出合えることも。
海の目の前に住まなくとも、少し歩けば、そんな情景を楽しめるのがなによりの魅力。
サーフィンや釣りなどマリンスポーツ・アクティビティを楽しめる
海沿いの家はビーチや海岸が近いので、ダイビングやシュノーケリング、サーフィン、釣りなどのマリンスポーツやアクティビティを気軽に楽しめる。
遠方からだと車や電車に荷物を積んでの「イベント」になりがちですが、海沿いの家なら思い立ったらすぐに海に向かえるのが最大メリット。
ビーチの散歩やビーチコーミングが気軽にできるダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツはしないけれど、毎朝ビーチを散歩する時間が至福、と感じる人も多いはず。
散歩の間には、流れ着いた流木や、波と砂に打たれて角が取れ、優しい丸さになったガラスを拾い集めるビーチコーミングも楽しめる。
海が好きな人たちとの交流を楽しめる
海の近くを選んで住む人たちには、「海が好き」という共通点がある。
「海が近いこのエリアが好き」「通勤や利便性を犠牲にしても海の近くで暮らしたい」と同じ価値観をもつ人たちとの交流を楽しめることは案外大事なポイント。
強く繋がるコミュニティ形成になるはず!
海近くの暮らし【デメリット】と【対策】
海近くの暮らしへの不安は誰もが想像できる。
ハイリスク、でもハイリターンな暮らしを叶えるための土地探しに特化した“家をつくる前”の対策も一緒に紹介!
(今回は住んだ後の対策は除きます!)
津波や海の氾濫のリスク
津波や海の氾濫などの自然災害によるリスクが高く、大きな波や高潮による被害を受ける可能性がある。
● 高台への建物の建設
● 高潮対策を検討(防水工事、貴重品の移動・保護などの対策)
● 防潮堤や堤防の確認。定期的な点検や保守が行われているか確認
● 地域の防災マップや情報の把握
塩害~建物・車~
潮風が強く、周囲の建物や車などに塩害が生じる。
塩分による腐食や劣化が進むことで、建物や車のメンテナンスコストが増加する場合がある。
海から500〜7,000mのエリアは塩害地域と呼ばれ、もっと近い200m〜500mの距離は”重塩害地域”と呼ばれ、塩害被害を多く受けるエリア。
”海の近くにある”ことだけではなく風の影響を受ける”高層階住宅”も要注意!
● 塩害地域を避ける
● 高台への建物の建設
● 外壁に「フッ素系塗料」や「変性無機系塗料」など対策塗料を使用
● ガルバニウム、ステンレス、樹脂サイティングも検討
● 外気を取り込む換気扇や室外機の設置位置を検討
● 電気機器を屋内に
● 分電盤やブルボックスなどの電気機器に防錆性能が高い処理を行う
塩害~植物・土壌~
海水は塩分を含んでいるため、周囲の植物や土壌に悪影響を与えることがある。
塩害による植物の成長不良や土壌の塩分濃度の上昇が問題となる場合も。
● 高台への建物の建設
● 高潮対策を検討(防水工事、貴重品の移動・保護などの対策)
● 防潮堤や堤防の確認。定期的な点検や保守が行われているか確認
● 地域の防災マップや情報の把握
高湿度とカビの発生
湿度が高くなりやすいため、カビの発生リスクが高まる。
湿気の多い環境では、家具や壁などにカビが発生しやすく、健康上の問題や住環境の悪化を引き起こす可能性も。
湿度のせいで洗濯物が乾きづらくなることに加えて、潮風にあたると塩分が付着して、乾いてもベタベタしがち。
● 高台への建物の建設
● 風雨が当たらないよう覆う
● 屋内に入れられるものは屋内へ
● 洗濯物を室内干しすることを前提に間取りを考える
風の強さ
海岸沿いでは風の強さが増すことも。
風が強い状況では、屋外での活動が制限されたり、建物や植物に風害が生じたりすることがある。
● 窓に雨戸やシャッターを付けることを検討
● 制振装置の使用を検討(地震だけでなく強風による揺れも軽減!)
● 被災や破損を防ぐため、重量のある屋根材や固定される屋根瓦を選ぶ
● 複層ガラスで風圧に強い割れにくい窓
● 飛来物対策として外壁に、傷が付きにくいタイルや軽量で防水性の高い素材を検討
海水浴場の混雑
夏季や休日には海水浴場が混雑。周辺の交通渋滞や駐車場の不足など、生活に影響を与える可能性がある。
また海水浴場などの観光地周辺では、多くの人々が行き交うため、プライバシーを確保することが求められる。
● 回避できるルートの散策
● 周辺の観光地から適度な距離を保つ
● 周辺のインフラや施設の利便性を考慮
● プライバシーを確保(周囲の視線を遮る植栽やフェンスの設置、建物の配置などを工夫)
注意点はわかった!
分かったから、お金かかりそうなことも理解したから早く海辺の生活の夢を見させてくれ!
新潟市ビーチガイド
日本海に面した新潟市の海水浴場をご紹介!
街めぐりも楽しみたい方は、市街地から近い関屋浜と青山海岸がおすすめ。
越後七浦シーサイドライン沿いの角田浜から田ノ浦は夏の海水浴だけだなく、角田山麓の美しい風景と冬の日本海の荒波に砕かれて造られた奇岩が点在する変化に富んだ海岸線も目で見て楽しめる!
さらにアウトドアを求めるひとは、キャンプ場に隣接する島見浜、角田浜がおすすめ!
新潟市の海水浴場一気見せ~!
関屋浜海水浴場
【新潟市中央区関屋】
新潟市中心部から驚くほど近い人気の海水浴場。
高台に立ち並ぶ海の家も約20軒。消波ブロックと縦堤が整備されていて、穏やかな波のもと、小さな子と一緒に海水浴を楽しめる。
日和山浜海水浴場
【新潟市中央区西船見町】
昔ながらの風情が残る下町エリアにある海水浴場。
浜の背後にある展望台からは美しい夕日と日本海を見ることができる。
山の下船江町浜海水浴場
【新潟市東区船江町1丁目】
全域波消しブロックで囲まれていて穏やかな波のもと家族で楽しめる海水浴場。
新潟西港と新潟空港の間にある海水浴場で、発着する飛行機や佐渡汽船カーフェリーなどの大型船を眺めることもできる。
島見浜海水浴場
【新潟市北区島見町】
新潟東港に近い海水浴場です。約900メートル続く長い海岸線で広々遊べる。
青山海岸海水浴場
【新潟市西区青山】
市街にほど近い、広い砂浜が特徴の海水浴場。夕日の鑑賞スポットとしても有名なビーチ。
内野浜海水浴場
【新潟県新潟市西区五十嵐3の町】
遠浅の砂浜で、離岸堤や突堤に囲まれている海水浴場。
越前浜海水浴場
【新潟市西蒲区越前浜】
砂浜の広さは新潟市随一。なだらかな砂丘地にハマグミや月見草が咲く、自然美あふれた海水浴場。
角田浜海水浴場
【新潟市西蒲区角田浜】
県内外から大勢の海水浴客が訪れる新潟市最大の海水浴場。『恋する灯台』角田岬灯台を望む美しい景観が魅力。
海水浴場内には“角田浜キャンプ場”も!
松林に囲まれた涼しい場所にあり、海まで徒歩2分の絶好のロケーション。
晴れた日には佐渡に沈む夕日、角田岬の灯台など角田浜ならではの景観も楽しめる。
間瀬下山海水浴場
【新潟市西蒲区間瀬字下山】
遠浅で透き通った海ときれいな砂浜。
越後七浦シーサイドラインの中間に位置し、夕日のすばらしい眺めも楽しめ、ファミリーにも人気の海水浴場。
田ノ浦海水浴場
【新潟市西蒲区間瀬字田ノ浦】
左右に岩山が迫り出しプライベートビーチ感を味わえる海水浴場。
目の前に佐渡島が見える砂浜と透明な海。近くの岩場では磯遊びもできる。
目的別おすすめスポット
マリンスポーツ・アクティビティを楽しむならそれに見合ったエリア選びをしなくては!!
遠方からだと車や電車に荷物を積んでの家族の一大イベントになりがちだけど、海沿いの家なら思い立ったらすぐに海に向かえるのが最大の魅力!
釣りやサーフィンはしないけど、毎朝ビーチを散歩する時間が至福、と感じる人も多いはず。
趣味・目的別で最適な海辺スポットをご紹介~!
釣り(引用:RETRIP:新潟県おすすめ釣りスポット)
新川港(西区)
新潟市西区の新川河口の右岸に位置する新川港(しんかわこう)。
河口の周りは砂浜が広がっていて、夏には海水浴場新川港。
投げ釣りでキス、アイナメ、カサゴ、サビキ釣りでアジ、ジギングでサゴシ、イナダ、シーバス、フカセ釣りでチヌを狙うことができて、ちょい投げでも遠投でもハゼやキスが狙える。
堤防の先では青物(サワラ・イナダ・サゴシなど)が回遊するので狙えるのが、堤防の途中からテトラになっているので足場が悪く、ライフジャケットなど着用が必要。
全体的に港内は水深が浅いのですが、色々な魚が釣れるポイントで人気があります。
日和浜(中央区)
新潟駅から15分ほどの日和浜(ひよりはま)。
砂浜からはちょい投げでキスなどを釣ることができる。
砂浜から突堤が数本出ていてこの突堤が釣り場にもなる定番スポット。
この突堤は安全策が整備されているので、安心して釣りができるので家族連れに好評。
突堤からは、五目釣りやジギングで青物などの回遊魚を狙うことができ、秋にはアオリイカも狙える好ポイント!
春にはアオリイカが大きくなるのでエギングよりもヤエンで釣るのがおすすめ。
日本海に沈む夕陽は素晴らしいので釣りと景色を楽しむことができます。
新潟西港(東区)
新潟港は新潟西港と新潟東港に分かれる大きな港。
釣り禁止の場所もあるのが、港内は足場も良いのでファミリーフィッシング向きです。
L字になった堤防は、サビキや遠投サビキでアジ、エギングでアオリイカ、ジギングでサワラやイナダを釣ることができる。
新潟西港新突堤でも釣りを楽しむことができるのが、離岸堤なので、船の渡しで行く必要がある。
ライフジャケットやスパイクシューズを未着用だと渡しを利用する事ができないので注意!
新突堤ではひと回り大きいサイズが釣れるので、釣りポイントを選ぶのも海釣りの楽しみのひとつ。
サーフィン
日本海気圧配置で見極める新潟サーフシーズン
(引用:Tripnote日本海新潟サーフトリップ)
サーフィンのイメージのない新潟だけど、荒波のはざまを狙っての秋から冬がいいシーズンなんだとか!
冬型の気圧配置が日本海サーフィンのおすすめシーズン。
低気圧がやってくると、日本海は大波となってうねりが立つので、サーフィンにぴったりなんだって!
秋から冬の大荒れになる前と、大荒れがちょっと落ち着いた冬の後半が狙い目。
新潟サーフポイント
(引用:日本のサーフスポット)
散歩・ランニング・サイクリング・景観
「新潟島」一周コース(15km)
信濃川、関屋分水、日本海に囲まれた通称「新潟島」を1周する。
周囲はサイクリングコースになっており、1kmごとの距離表示がある。
海と川沿いの走りやすいフラットな道で1周15㎞のこのコース、景色もよいのでランナーの聖地として親しまれている。
晴れた日は佐渡島まで見渡せる景色と信濃川越しの市街地の風景、さらに夕方は海に沈む夕日、信濃川にうつる街の灯りなど、1周の中で様々な景色に出合えて楽しい。
まとめ:海は偉大!
心配なデメリットもあることはある。
だけどエリア選び・土地探しの時点でそれを補う情報をもって、対策を取れば、海好きにとって夢のような暮らしが待っている。
家族のうち、一人が海好き、そのほかそうでもない…って場合はちゃんと家族会議を繰り返して決断してね!
スミコに相談する
※掲載している情報は公開時点の情報です。最新の情報は各メーカー公式サイトよりご確認ください。
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!