じゅうたく通信 家づくりレポート【引っ越しやることリスト】必要な手続きや流れ、スムーズに引っ越すためのコツなどを解説します!

【引っ越しやることリスト】必要な手続きや流れ、スムーズに引っ越すためのコツなどを解説します!

住まいの話題
【引っ越しやることリスト】必要な手続きや流れ、スムーズに引っ越すためのコツなどを解説します!

引っ越しをする際には、事前に必要な手続きや作業など、たくさんあります。

引っ越し業者選びや転出・転入届け、ライフラインの手続きなど、
お仕事をしながら進めていくのは、尚更大変ですよね。

そのため
「何から始めればいいか分からない」
という声も伺います。

そこで今回は、引っ越し決定〜引っ越し後までの4つの流れに沿って「やることリスト」や、
スムーズに引っ越しを進めるためのコツをご紹介します!

1.引っ越しを決めたらまずやるべきこと

「マイホームが完成!」
いよいよ引っ越しすることを決めたら、まずやるべきことはこちら。

引っ越しの日にちを決める

まずは引っ越し日を大まかにでも決定し、全体のスケジュールを立てられるようにしましょう。
賃貸にお住まいの場合は、引っ越し日と退去日を同日にすることをおすすめします。

後ほど詳しく解説しますが、物件によって退去の連絡は1ヶ月、または2ヶ月前までに行う必要があるため、早めに決定しておくことが大切です。

引っ越しの方法を決める

家具や衣類など、旧居から新居へどのように運ぶかは早めに検討しておきましょう。

引越業者に依頼、トラックなどをレンタルして自力で引っ越す、
依頼やレンタルもせず自家用車を使って引っ越す、などの方法があります。

引越業者に依頼する場合、複数の会社から見積もりをもらい、比較検討するのが理想です。
「引っ越しで失敗しないためのコツ」の項目で詳しく解説しますが、比較検討は余裕を持って行いましょう。

2.引っ越し日が決まったらやるべきこと

引っ越し日を余裕を持って決めた後、当日までにやるべきことをピックアップしてご紹介。

書類の手続きなどもあり、「◯日前までに提出必須だったのに、忘れていた!」
なんてことがないよう、しっかり確認しておきましょう。

※画像はイメージです。

転出届を出す

異なる市区町村へ引っ越す場合、現在住んでいる自治体(市役所など)へ転出届を提出します。
転出届を決められた期間内に提出しない場合、罰金が課せられるため要注意です。
自治体によって提出すべき書類が若干異なるので、自治体のサイトを事前にチェックしておくのが安心です。

(例)新潟市の場合
期限:転出予定の14日以内
添付書類:届出人の本人確認書類/転出者の国民健康保険被保険者証・国保高齢者受給者証・後期高齢者医療受給者証・介護保険証・印鑑手帳(いずれも、お持ちの方のみ)
参考:新潟市 申請・届出の総合窓口

同時に、印鑑登録をしている場合は廃止届も一緒に提出しましょう。
(例)新潟市の場合
参考:印鑑登録申請兼印鑑登録廃止届

移転・退去連絡をする

現在の住まいが賃貸物件の場合、管理会社へ退去の連絡をしましょう。

まずは「賃貸借契約書」を確認し、退去日のどのくらい前に連絡しなければいけないかを確認。
一般的には1〜2ヶ月ですが、物件によって異なるので要チェックです。
駐車場を借りている人は、解約の連絡も忘れずに行う必要がありますね。

さらに各場所に移転連絡をする必要があります。
ガス会社・電力会社・水道局・携帯会社が主に連絡すべき場所です。

一般的にはホームページや電話で手続きが可能なので、調べてから連絡をしてみてください。

ライフラインの手続き

ライフラインとは、電気、水道、ガスなど。
「転居当日、ガスが使えなくて不便な一日を過ごした…」なんてことがないように、事前に手続きは済ませておく必要があります。

転居先が新築住宅の場合、まずは建築会社名義となっているライフラインの設備を自分の名義に変更しなければいけない場合があります。
電気・水道は電力会社・水道局に利用開始の連絡が必要です。
ガスは立ち会いが必要なので、2週間前までに連絡しなければなりません。

一部の手続きを住宅会社が行ってくれる場合もありますが、手続きの流れを把握し、分からないことは随時確認するようにしましょう。

転園・転校の準備

保育園や小中学校、高校に通うお子様がいて、転園・転校が必要な場合は、手続きを進めましょう。

転園する場合、必要書類を各自治体へ提出し許可が降り次第転園することができます。
書類の提出先など、在園している保育園等に相談するのが良いでしょう。
参考:新潟市 保育施設関係様式集

転校の場合、転校先が同じ市区町村かどうか、私立か公立かで手続きが異なりますので、
早めに確認をしておきましょう。
参考:新潟市 小学校・中学校 転校の手続き

荷造り

直前に焦って荷造りをしなくてもいいよう、少しずつ荷造りは進めておきましょう。

梱包は使う場所で分けることをおすすめします。
梱包した段ボールに場所のメモや印をつけておくと、荷解きが楽になるでしょう。

引っ越し業者に荷物を運んでもらう場合は、
当日自分で持っていくものや貴重品は別にしておきましょう。

新居のレイアウトを考える

新居のレイアウトについて考える時間は、とてもワクワクしますよね。
あらかじめ配置を決めておけば、引っ越し当日に荷物の置き場所に困りません。

また、「カーテンは窓の長さをあらかじめ測って購入し、当日からつけられるようにしておく」など
必要な家具家電も、当日までに揃えておくことができます。

3.引っ越し当日にやるべきこと

いよいよ待ちに待った引っ越しの日。
当日、主にやるべきことはこちらです。

※画像はイメージです。

旧居の明け渡し

賃貸の明け渡しには管理会社の立ち会いが必要です。
明け渡しの際には、お世話になった室内を掃除しておくのがマナーでしょう。

忘れ物がないか最終チェックし、スペアキーを含めた鍵を返却すれば完了です。

荷物の搬入、転入先の部屋のお掃除

引っ越し業者に搬入を依頼している場合は、指示を行いましょう。

また、転入先のお部屋は事前に手入れがされていますが、今一度、掃除をしておくといいでしょう。

床拭き、防カビ対策(マスキングテープでカバー・煙剤の使用)、
虫対策(バルサンや配管の隙間埋め)などもしておくと安心ですね。

荷解きや荷物の整理

事前に考えたレイアウトに基づき、大きな家具から設置することをおすすめします。
また、梱包の際につけた印やメモに従って、すぐ使うものなど優先度の高いものから順番に荷解きしていってくださいね。

4.引っ越し後にやるべきこと

引っ越し作業が終わり、やっと一息ついたのも束の間。
引っ越し後もいくつかの手続きがあるので気を抜けません。

転入届/転居届

異なる市区町村へ引っ越した場合は転入届を、同じ市区町村で引っ越しをした人は転居届を引っ越し後2週間以内に提出しましょう。

転出届と同様に、必要書類は自治体によって多少異なるため、事前に確認が必須。
必要であれば印鑑登録も同時に行ってしまいましょう。

住所変更

引っ越し後は住所が変わります。そのためあらゆる場所で、変更の手続きが必要になります。

運転免許証、マイナンバーカード、銀行口座、各種保険、クレジットカード、国民年金、
ネットショッピングサイトの配達先、勤め先、会員サービスなど、
たくさんあるので漏れがないよう注意が必要です。

引っ越しで失敗しないためのコツ

引っ越しはただでさえ労力がいるもの。
引っ越しがスムーズに行かず「手間がかかって失敗した…」と
後悔しないためにコツを3つご紹介します!

※画像はイメージです。

必要な手続きは事前にしっかり把握

まずは必要な手続きを、しっかり把握しましょう。
前述したように多くの手続きがあり、住んでいる場所や、状況によって手続きの方法が異なることがあります。
また、指定の手続きの期間に間に合わなかった場合、ペナルティを課せられる場合があります。

新潟市では、引っ越しの際に必要な各種手続きをまとめていますので、チェックしてみてください。
参考:新潟市 引越し

トラブルにならないために、チェックリストの作成カレンダーアプリを入れて管理を徹底しましょう。

引っ越し業者の比較は余裕を持って

2〜3月の引っ越しシーズンになると、業者の繁忙期で混み合い、予約が取りづらくなるでしょう。
希望日がある時は早めに依頼するのが理想です。

「思ったより引っ越し費用がかさんだ」とならないためには、
複数の引越業者に見積もりを出してもらい、比較検討する時間が必要。
およそ引っ越しの2ヶ月前に見積もりをもらい、予約をすると余裕を持てるかと思います。

また、荷物運搬に費用をかけたくないという方は、
自分の車で運ぶということも検討してみてください。

不用品の処分は計画的に

入居までに不用品を整理できていないと、新居に持っていかなければいけません。

粗大ゴミの処分は収集依頼が必要です。
また、使わなくなったものをフリマアプリやリサイクルショップで売っても良いでしょう。

新潟市の場合、市としてごみ処理をしていないものがあります。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの「家電リサイクル法対象品目」は
市で収集処理していません。
「販売店に引き取ってもらう」「引き取り場所に持ち込む」などの処理方法が必要です。
参考:テレビ・冷蔵庫等の家電リサイクル法対象品目

また、新潟市にはごみを直接処理施設へ持ち込むことができる制度があります。
「引っ越しなどでごみが多いとき」や「通常のごみ収集日に出せないとき」に活用しましょう。

区ごとに自己搬入できる施設・受け入れ日時が異なるため、持ち込み前に必ずサイトをチェックしてください。
参考:ごみの自己搬入について
参考:受入日時と区ごとに自己搬入できる施設

引っ越しは断捨離のチャンスです。
「いつか使うかも…」と長年物置に眠っていた品物を、引っ越しを機に手放してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、引っ越し決定〜引っ越し後までの「やることリスト」や、スムーズに引っ越しを進めるためのコツをご紹介しました!

下記「やることリスト」の一覧です。

引っ越し決定 引っ越しの日にちを決める
引っ越しの方法を決める
引っ越し日決定 転出届を出す
移転・退去連絡をする
ライフラインの手続き
転園・転校の準備
荷造り
新居のレイアウトを考える
引っ越し当日 旧居の明け渡し
荷物の搬入、転入先の部屋のお掃除
荷解きや荷物の整理
引っ越し後 転入届/転居届
住所変更

引っ越しをよりスムーズに、ストレスなく進めるため、
「やることリスト」や3つのコツを参考にしてみてください!

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