じゅうたく通信 家づくりレポート昔ながらの技術を活かした自然と繋がるモダン住宅/桐生建設【みちまち住宅祭】

昔ながらの技術を活かした自然と繋がるモダン住宅/桐生建設【みちまち住宅祭】

新潟市西区 みちまち住宅祭住まいの話題分譲地土地探し
昔ながらの技術を活かした自然と繋がるモダン住宅/桐生建設【みちまち住宅祭】

来年、新潟市西区坂井地内に新しい町が誕生!
緑あふれるシンボルロードが人と人、人と町をつなぐ『みちまち坂井つばさ』

そして2023年5月には『みちまち住宅祭』として、この町で実際に暮らす方のために建てられた20棟のお家が公開されます!

新潟住宅通信では、『みちまち住宅祭』に参加するビルダーさんへのインタビューを実施!

4社目となる今回は、新潟市で注文住宅を手掛ける桐生建設さん。
和風住宅の魅力や、みちまちへの想いを一級建築士の桐生さんに聞いてみました。

株式会社 桐生建設 / 常務取締役 一級建築士

桐生 和典Kazunori Kiryu

昔ながらの和風住宅の良さをアップデートしたモダンな住宅を手掛ける桐生建設さん。
伝統的な木造技術を活かした設計と提案力で、自然と繋がる開放的なプライベート空間をデザインしています。

人と自然が共存する「和風住宅」のこだわり

――まず、桐生建設さんの家づくりの特徴を聞かせてください。

桐生建設は今年で創業53年になりますが、もともと職人集団で「和風住宅」を多く手掛けていました。そんな経緯から、昔ながらの伝統的な木造技術を活かしながら、最近は「設計」と「提案」の部分で差別化を図っています。

とくに新潟は四季折々がはっきりした地域ですので、自然と共存するような住宅を心がけて設計しています。

――53年と長く家づくりをされてきた中で、どんなことを大切にしてきましたか。

最近は、断熱性能や耐震性などの技術や性能は、高くて当然という状況になってきました。そこで桐生建設では先ほど申し上げたような設計と提案を大事にしており、3つのコンセプトに沿って家づくりに取り組んでいます。

1つ目は、見て心地良いということですね。デザイン的に素敵な家は、見ているだけでも心地良いものです。流行に左右されたデザインではなくて、年月が経っても心地良いデザインを心がけてます。

2つ目は、住んで心地良いということ。桐生建設では、断熱性能や空調などの省エネ基準も高く設定しています。そしてお庭とのつながり、自然との繋がりも大事にしてるので、例えばリビングに居てお庭を眺めているだけでも気持ち良いとか、心地良い風や光が入ってくるような設計にしています。

3つ目は、使って心地良いことです。これは、動線や機能的なものですね。例えば家事動線が短いとか、こういうところに収納があったら便利だなとか。あとは、素材も耐久性の高いものにするとメンテナンスのサイクルが長くなります。毎日使うものですから、ストレス無く心地良く使えることが大事です。

――桐生建設さんが手掛ける「和風住宅」の良さとは何でしょうか。

私たちが手掛ける「和風住宅」は、全てシンプルで素材にこだわりを持った快適な家、自然との繋がりも大事にした家をテーマにしています。

ただ和風な家というよりは昔ながらの住宅の良いところを現代風にアップデートしながら提案している、というイメージです。昔の家って戸を開ければ一部屋だけど区切れば二部屋になるとか、間取りも凄くフレキシブルで柔軟性もあるんです。夏は戸を開けて風通しを良くして、寒い時は障子を仕切って暖かくする。そのあたりは現代の家にも活かせる部分かと思います。

あとは落ち着いた空間も魅力ですね。全体的に明るく開放的な家というよりは、少し室内を暗く設定して、お庭が綺麗に明るく見えるようにするとか。もともと日本人が持つ心地良さって、そういうところにあると思います。燦々と明るくて開放的というよりは落ち着く空間、自然と共存する家を心掛けていますね。

また桐生建設では、自然素材の木も採用しています。最近は窯業系の新建材が多くなって、塗装をくり返さなきゃいけないとか、どこも一律で同じような柄や色が多いんです。一方で自然素材である木や石は、やはり風合いが一つ一つ違います。そして経年することによって劣化ではなく味わいになってくるのが特徴ですね。

昔から大工が造る家は、木にこだわりを持って素材を厳選しながら造られています。私たちも木の素材が持つ耐久性や品質などにもこだわって、目利きができる会社だと思います。

――他の会社さんとは少し違ったこだわりを感じますが、今までお家を建てられてきてお客様に喜ばれてきたのはどんな部分でしょうか。

毎日使っていて家事が楽だとか、お庭が非常に開放的なプライベート空間なので、毎週家族でバーベキューして楽しいとか。外出自粛で家に居てもストレスなく生活できるということで、お客様に大変喜んでいただきました。

また、温熱環境などにもご満足いただいていますね。家も暖かく心地良いと好評です。住んでみて非常に良かったということで、お客様からお友達を紹介していただくこともあります。

外と繋がるプライベートな空間づくり

――今回『みちまち住宅祭』への参加を決めたきっかけがあれば教えてください。

「新通つばさ小学校」という新しい小学校の近くにあり、そこに自然と最新技術の融合のような形で、快適な新しいコンセプトの町ができる。私たちも未来に向けた新しい住宅を手掛けていく上で非常に素敵なコンセプトだなと感じ、ぜひ参加して提案したいなと思ったのがきっかけですね。

――ありがとうございます。桐生建設さんは自然と繋がる家を意識されているというお話もありましたが、今回の『みちまち』でこんな家を建てたいというイメージはありますか。

そうですね。今回『みちまち』では、植栽が豊かな遊歩道が特徴的だと思います。道との繋がり、つまりは自然と住宅の繋がりを大事にしながら、四季折々を感じられる家にしたいですね。

また今回は太陽光と蓄電池という最新技術を盛り込みながら、快適な家を作るということで考えています。このあたりは私たちも力を入れている提案力ですとか、自然との繋がり・心地良さをテーマにした設計で、快適な家を提案できればと思っています。

――自然と繋がる家を造るときに、どんなことを大切にされていますか。

そうですね。お庭付きの一戸建てというのは、皆さんご希望だと思うんです。例えば南側で日当たりが良く、お庭が広くて、ウッドデッキを作って家族でバーベキューできるっていうのが理想的ですよね。でも新潟市内だと道路から丸見えで、普段日当たりが良いのにカーテンを閉め切って生活しているという方が多いんですね。

私たちは、外との繋がりも大事なんですが、プライベートな空間であるということも大事にしています。プライバシーが確保されつつ開放感があれば、積極的にお庭を使ったり、外との繋がりも強化されるのではないかと思います。予算も限られている中ではありますが、少しでもお庭を作ったり、外との繋がりを大事にした家をご提案するようにしています。

――『みちまち』でこんな方に住んで欲しいとか、こんな希望がある方にお声掛けいただきたいというメッセージがあればお願いします!

そうですね。非常に自然豊かで住みやすい町ですし、エコがテーマになっているので、子育て世代の方にはぜひ住んでいただきたいですね。家族でバーベキューしたり、お友達を呼んだりとか、せっかく一軒家なので楽しく安心安全に暮らしたいっていう方に住んでいただきたいなと思います。

そして『みちまち住宅祭』では、桐生建設の技術と設計力を盛り込んだ自然を感じる空間、そして省エネ住宅の性能をぜひ体験していただきたいです!

2023年5月、『みちまち住宅祭』開催!

新潟住宅通信では、今後も『みちまち坂井つばさ』『みちまち住宅祭』について取り上げていきます。
ぜひチェックしてください!

※桐生建設さんの紹介ページはこちら

スミコに相談する

情報提供お待ちしています!

掲載希望の企業様はコチラ!