こんにちは！住宅見学が大好きな、家ヲタク主婦のスミコです♪

今回は、阿賀野に完成したほぼ平屋のお家を見学してきました！このお家を手掛けたのは、【jinroku×cobo】。

設計の「描き手」であるジンロクさんと、施工の「作り手」であるコーボーさんのタッグ。さらに住む人であるクライアントと一緒に家づくりを進めるというスタイルが、とても特徴的なんです。

普通なら、依頼主と施工者が別々に進めることが多いですよね。ですが、ここでは全員がパートナーとして協力し合って家づくりを進めていくんですよ。

コンパクトで心地良い ほぼ平家の住まい

今回見学させてもらった阿賀野のお家は、ご夫婦お二人の新しい暮らしがこれから始まる場所。シンプルだけれど、細部にこだわりがたっぷり詰まった、そんな素敵な空間。

やっぱり、こうした細かな部分にこだわることで、家全体の雰囲気が変わってきますよね。

【jinroku×cobo】の丁寧に一棟一棟プランを作り上げるプロセスから生まれた「阿賀野の家」。

何気ない会話の中からも新しいアイデアが生まれることがあるそうです。

それが家族の毎日をより楽しくしてくれるんです。そんな家づくりの姿勢に、スミコも心から感動しちゃいました。

これからさらに詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください♪

外観

1階

玄関

1階トイレ

玄関正面の白い扉の先には、水回りが一直線に配置。この設計は、ご主人の「仕事から帰ったら、まずはきれいにしてからリビングに行きたい。」という希望を反映したものです。

手洗いだけでなく、着替えやお風呂までもスムーズに済ませられる導線。これによって、リビングに着く頃には、もうすっかりリラックスモードが整っているんですね。

手前左手の扉がおトイレです。

洗面化粧台

一直線水回り、まずは洗面化粧台。

コンパクトながらもしっかりと収納できそうな洗面化粧台です。

鏡上の小窓から、明かりもたっぷりと入るので、使い勝手が良さそうです！

さらに、タイルのデザインがとても可愛い！スミコの心も踊りますよ～。こうした細部までの配慮が、毎日の生活を楽しくしてくれるんだなと実感します。

見学たのしい～！！

サニタリールームへの扉は天井まで続かず、少し隙間が空いています。

フルハイドアや壁を設けないこのデザインは、圧迫感を軽減するように工夫されています。その結果、洗面化粧台やサニタリールームにいても、圧迫感を感じず、快適さを損なうことなく過ごせるんです。

さらに、少し大きめの扉の先には、サニタリールームとバスルームが続いています。

普段はカーテンで仕切ることが多いそうです。

ですが、このお家では施主さんのライフスタイルに合わせ、造作の建具に。こうした細かい部分までのこだわりは、やっぱり注文住宅ならではの魅力ですね。

雰囲気もお家全体としっかりマッチしていて、見た目もスッキリしていて、とてもいい感じです！

サニタリー・バスルーム

リビング

北側のリビング効果

みんなが憧れる南側リビングですが、実は日差しが強すぎることもあるそうです。ところがこの「阿賀野の家」は北側リビング。

これで、柔らかな光が一年中差し込み、すごく落ち着いた空間になるんだそうです。

↑この写真、電気付けてないんです。

9月のお昼の1時くらい。十分な明るさですよね。

さらに窓側の天井を約100mmほど落として、木目のデザインに仕上げています。

この工夫により、同じ一つの空間でも、リビング（居場所）と廊下のような雰囲気をさりげなく切り分けています。でも、分けすぎずに、掃き出し窓ではなく、窓の前に誰かが座ってくつろげるスペースをしっかり設計しているのが素敵ですね。居心地の良いスペースが確保されていて、リラックスできること間違いなしです！

ヒノキの無垢フローリング！？

実はこの床材、　“ 無節(むぶし)の ヒノキ ”。

木目がめちゃくちゃ綺麗な無節のヒノキを使ったそうな！

無節(むぶじ)って、スミコお初です。無節は、ヒノキの中でも最高級品らしい…。

しかもこれは合板に張ったモノではなくて、下地もヒノキの無垢材。表に使えない節があるものの上に、節がないものを貼る。っていうとんでもなく製造に手間がかかるやつ！

ということは100％ヒノキですやん！！

このフローリングは、エコだし、最高級の「無節」を楽しめるんだって。

そのお話を聞いて、よりこのリビングの高級感にうっとりスミコ。

実は、このフローリングの前には畳リビングの案もあったらしいんです。

でも、jinroku×coboは無節ヒノキフローリングを提案していて。いろいろな経緯を経て、今のスタイルに落ち着いたんだって！

水回りにはクッションフロアを使い、階段より上は既製品のフローリングを使用してコストバランスを整えているんです。

お家全体にこのフローリングを使うと、やっぱりコストが大幅にアップしちゃいますよね。

でも、工務店さんや住宅会社さんが「利益、利益！」ってならずに、「抑えられるところは抑えましょう」って考えてくれるのは本当にありがたいです。完成見学会って、実はそういうところも見え隠れしますよね♪

リビング脇にはワークスペースもあって、後ろには造作の棚があるんです。ここなら趣味のアイテムを並べて楽しむことができそう！

その横からは和室に繋がっているので、使い勝手も抜群。自分の時間を大切にしながら、家族との時間も大切にできる空間ですね。

主寝室

表し梁が印象的な和室。こちらは予備室として設計されていて、将来的には寝室として使う予定。現在は客間としても活用できますね。

また、2階の床組が見えているため、他のお部屋よりも天井高が楽しめるのが魅力。

ただ、2階に位置するため、音が響きやすいとのこと…。二人暮らしならそれも問題なさそうですね！心地よい空間が広がる和室に、スミコも思わずうっとりしてしまいます。

ダイニング・キッチン

このダイニングの形、めずらしくて面白いですよね！

ソファの後ろに仕切りがあって、その奥にダイニングスペース。そして、そのさらに奥には壁付けキッチンが繋がっているんです。ここはただのLDKではなく、L＋DKのスタイル。

この配置のおかげで、ご飯を食べた後もダイニングでそのままリラックスできる時間が確保されています。

さらに、壁付けキッチンの考え方にもスミコは激しく共感！笑

対面キッチンって「子供の様子が見えるように」って希望よく聞きます。

それを願って対面キッチンにしても、いざ子どもの様子が見えると・・・つい口から出るのは愛情あふれた言葉より「小言」。

さらに、こっちはバタバタしてるのに、パパがソファでスマホをいじっている…そんな姿見ちゃうとなんだかモヤモヤ（笑）。

だから、いさぎよく壁付けキッチンにして、その光景を見ないという選択！素晴らしい！

スミコ、こういう考え方が大好きです♪

壁付けキッチンの奥には、パントリースペースがあります！ここは、ストック食材や家電をスッキリ収納できる便利なエリアです。さらに、キッチンからは和室へも繋がっているので、動線もとてもスムーズ。料理中に必要なものをすぐに取り出せたり、和室でおもてなしの準備をしやすいのが嬉しいポイントですね。シンプルで使い勝手の良い収納、さすがです！

階段のこの面、床で余った無節ヒノキフローリングを使ったんだそうです。

高級品ですもんね、無駄なく使ってもらって嬉しいですよね。

2階

居室

いっこ忘れたよ

北側リビングにあるこの障子、実は上からも下からも開く優れものなんです！南からの強い日差しがないとはいえ、道路側に面しているので、お向かいさんのお宅も気になるところ。全部開けちゃうと目線が気になるけれど、上の部分だけ開ければ、ソファに座った時には空だけ見えるんです。

この素晴らしい配慮のおかげで、リビングで光を取り入れつつ、気になる視線を気にせずにゆったりくつろげちゃいますね。まさに心地よい空間の工夫が光るところです！

コンパクトで心地良い ほぼ平家の住まい

住まい手のライフスタイルに寄り添ったこだわりが詰まった空間。

描き手＝設計事務所「jinroku」

作り手＝工務店「cobo」
　
住まい手＝建て主

この三者で造り上げる「jinroku×cobo」の素敵な家づくりを体感しました。

玄関を入ると、すぐに水回りが続く設計は、ご主人の「仕事から帰ったら、まずはきれいにしてからリビングに行きたい」という希望を反映したもの。手洗いや着替え、お風呂までをスムーズに済ませることで、リビングに到着する頃にはすっかりリラックスできる導線が整えられています。

また、北側リビングの明るさは柔らかな光が一年中差し込み、落ち着いた空間を演出。さらに、仕切りのあるダイニングや壁付けキッチンの配置が、家族との距離感を大切にしつつも、日々の生活を快適にしています。

最後に、パントリーや和室、造作棚など、細部までこだわった設計が印象的で、注文住宅ならではの魅力が随所に感じられました。

このように、住まいの設計に込められた思いや工夫が、家族の毎日を豊かにするのだと実感しました。

これからの家づくりを考える皆さんにとって、参考になる情報をお届けできていたら嬉しいです。

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