令和の家づくり|気密性の基準値!快適な住環境を築くためのC値とは!?
住宅の購入や建設において、気密性は重要な要素の一つ。
気密性が高い住宅は、冷暖房の効率を向上させ、快適な室内環境を提供してくれる。
これまで何回も掘り下げてきた気密性。
今回は、気密性のC値という指標を通じて理解していきたい!
各住宅会社も【気密性C値〇㎠/㎡】って言っているけど、それってすごいの?安心なの?
この記事を読めば判断できるようになるぞ!
C値とは?
C値とは、建築物の気密性を表す指標の一つ。
具体的には、1平方メートルあたりの気密性を示し、単位は「㎠/㎡(平方センチメートル毎平方メートル)」。
この値が小さいほど、建物の気密性が高いと言えるよ。
つまり、外部からの空気の浸入や室内からの空気漏れが少ないということ。
一般的な住宅のC値
一般的な住宅のC値は約10㎠/㎡前後。
これは、建物の隙間や気密性に関連する様々な要因によって決まる。
C値が10㎠/㎡ということは、1平方メートルあたりに約10平方センチメートルの隙間があるということ。
え?待て待てスミコは数学が苦手だ。(国語も苦手だ、体育と図工しか好かん!)
住宅延べ床面積の全国平均は94.42平方m。新潟県は134.93平方m(=約40.81坪)。広いね、これで考えてみよう。
実質延べ床面積が134㎡の住宅だった場合。
C値10㎠/㎡ということは、1340㎠の隙間、つまり約30×45cmの大きな穴が開いているということ!
これつまりA3サイズくらいよ!(A3サイズは29.7cm×42cm)
一般住宅の隙間を集めたら、でっけえ穴ぼこでした!!
高気密住宅のC値
気密性を重視した家づくりを行っているメーカーが提供する「高気密住宅」のC値は、通常1.0㎠/㎡以下が多い。
一般住宅のC値 10㎠/㎡と比べると1/10!
一般的な住宅と比べて、明らかに隙間が少ないことが分かるよね。
さっきの例でいえば、新潟県の平均(延べ床面積が134㎡)の住宅の場合、C値1.0㎠/㎡ということは、134㎠の隙間ってこと。
ハガキの大きさが10×14.8cm=148㎠なので、ひと回り小さいくらい。
なぜ気密性が重要なのか?
気密性が高い住宅は、多くの利点を提供してくれる。
まず、冷暖房効率が向上し、エネルギーの節約につながる。
また、室内の温度や湿度を一定に保ちやすく、快適な住環境を維持できる。
換気効率も向上し、新鮮な空気を効果的に供給できるから、居住者の生活品質が向上!!
さらに、気密性が高い建物は、外部の騒音や有害な物質の浸入を防ぎ、健康にも良い影響を及ぼす。
だけどね!このまえ気密性の高い家に宿泊体験させてもらって、家の外の写真撮ってたら、下の子が大声で泣いてたの。
その声は丸聞こえだったよ!笑
うちの子、スミコに似て声デカいから、高気密をすり抜けてたよ!笑
新潟の住宅会社C値比較
「高気密住宅」のC値 1.0㎠/㎡以下
この数値だけでも、一般住宅に比べて隙間は少ないと感じたけど、これまでスミコが見学してきたところで数値が明確なところ紹介!
一条工務店
(引用:一条工務店HP)
スウェーデンハウス
(引用:スウェーデンハウスHP)
ユースフルハウス
(引用:ユースフルハウスHP)
ユースフルハウスさん、平均は0.54㎠/㎡としているけど、見学させてもらったお家の数値がエグイいのよ。
・中央区大島モデルハウス 気密性能は高気密の0.18㎠/㎡
・ときめき西モデルハウス 気密性能は超高気密の0.09㎠/㎡
0.09ってなんじゃらほい。
もう隙間の計算できません、勘弁ね~。
結論:ユースフルハウスさんすごい
住宅の気密性は、快適な生活環境を築くために非常に重要な要素。
C値はその気密性を数値化する指標であり、低いほど高い気密性を示すことがわかったね。
一般的な住宅のC値は約10㎠/㎡前後、これを大幅に下回る「高気密住宅」や「超高気密住宅」は、エネルギー効率や快適性において優れた選択肢!
検討住宅会社のC値は?
そもそもC値計測していない?
家づくり検討の際には、C値を基準にして、より快適な住環境を実現できるかどうかを考えてみよう。
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※掲載している情報は公開時点の情報です。最新の情報は各メーカー公式サイトよりご確認ください。
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!