注文住宅にも役立つ!予算を抑えた理想の住まい、ローコスト住宅の間取り術、厳選5選!!
家づくりにおいて、コストを抑えながらも快適な空間を実現することは、多くの方にとって重要なテーマ!
そこで今回は、1500万円以下の予算を想定して、理想の住まいを築くための【スミコ的ローコスト住宅から得る間取り術】をご紹介しちゃう。
この記事では、効果的なコストカットの方法や具体的なアイデアを紹介するのでぜひ参考にしてみてね!
目次
コストカットのポイント①:材料を定尺に統一
写真のような和風住宅にしなさい!ということではないよ。
材料の選定において、畳1枚が1820×910のように、木材や石膏ボードなどの寸法を統一することで、無駄な端材を出さずに済む!ということ。
- 材料の無駄削減
材料を定尺に統一することで、製造工程や加工工程において無駄を削減できる。
例えば、異なる寸法の材料をカットして組み立てる場合、切り落としや廃棄される部分が増える可能性がある。
定尺に統一すれば、カットの際の廃棄率を低く抑えることが可能。 - 加工効率の向上
材料を定尺に統一することで、製造工程がスムーズに進行。
加工や組み立て作業が簡素化されるため、生産効率が向上し、作業時間と人件費を削減可能に。
これにより、生産コスト全体を削減することができる。 - 在庫管理の合理化
材料を多種多様なサイズや寸法で保管すると、在庫管理が煩雑になる。
定尺に統一することで、在庫管理が合理化され、必要な材料を適切なタイミングで調達することができる。
過剰在庫のリスクも低減。 - 調達コストの削減
材料を定尺に統一することで、大量にまとめて調達することが容易になる。
大量調達によって、材料の単価が割引される場合があり、調達コストを削減できる。
また、特定の材料の需要が高まれば、仕入先との交渉力も向上する可能性がある。 - デザインのバランス統一
材料を定尺に統一することはデザインの一貫性を保つ助けにもなる。
一定の寸法を使用することで、建物全体のバランスや調和が保たれやすくなる。
これによって、特定のサイズに合わせた設計変更や調整が必要なくなり、デザインの見栄えを向上させることに繋がる。 - 廃材の削減:
材料を定尺に統一することで、不要な廃材が発生するリスクが低減。
これにより、廃棄物処理やリサイクルにかかるコストを減少させることができる。
これらのアプローチは、コスト削減だけでなく、環境にも配慮した持続可能な建築の一環としても注目されている。
予算を抑えつつも質の高い住宅を実現したい方にとって、材料の寸法統一は魅力的な手法と言える
材料を定尺に統一することは、生産効率やコスト削減の観点から見て非常に有益。
ただし、用途や要件に合わせて適切な定尺を選定する必要がある。
また、設計段階から考慮し、適切な材料の統一を実現することが成功の鍵。
ローコスト住宅はこれらを実施することで低価格が実現できる。
注文住宅で1件だけ対策しても実現が難しいため上記をアプローチしたうえで「材料を定尺に統一する」ことでどの程度コストが削減されるかの確認が必要!
コストカットのポイント②:2階建ての整形を採用
これ▲のようなボコボコの3階建ては費用ばっかりかさむよ!
コストを考えれば、シンプルな箱型2階建てが安心。
2階建ての建物を採用することで、効果的なコストカットが可能となり理由を見ていこう。
- 土地利用の最適化
2階建ての建物は、同じ敷地内で建物の床面積を広げることができる。
限られた土地スペースを最大限に活用でき、土地の有効活用を実現。
これによって、敷地購入にかかる費用を削減できる。 - 基礎工事と地盤対策の削減
建物を2階建てにすることで、建物の重量を分散させることができる。
これにより、基礎工事や地盤対策にかかる費用の削減も可能に。
特に地盤が弱い場所では、2階建ての方が地盤対策の費用を抑えることができる。 - 屋根と外壁の削減
2階建ての場合、1階の床面積が広がるため、平屋に比べて全体の屋根と外壁の面積が少なくて済む。
屋根や外壁は建物の保温性や耐久性に関わる重要な要素。
その面積を削減することで、建築材料や工事費用を削減可能。 - 階数を抑えコスト削減
3階建てと比べても、階数を抑えることで建築にかかる費用を削減できる。
3階建てになると、階数ごとに階段やエレベーターの設置、耐震対策などが必要となり、それに伴う追加コストが発生。
しかし、2階建てのプランでは、建物の高さを抑えることでこれらのコストを削減することが可能に。 - エネルギーコストの削減
2階建ての建物は、建物全体の体積が小さくなるため、暖房や冷房などのエネルギーコストを削減することができる。
また、上階と下階の温度差を利用した自然通風や自然採光も活用しやすくなる。 - 維持管理コストの削減
2階建ての場合、建物の総延べ床面積が減少するため、塗装やメンテナンスなどの維持管理コストも低減。
また、設備機器などもコンパクトに配置できるため、保守作業もしやすくなる。
2階建ての建物の採用は、これらの理由によって、総合的なコストカットを実現する効果的な手段となる。
ただし、設計や施工の際には、建物の用途やデザイン、地域の規制なども考慮する必要がある。
コストカットのポイント③:無駄な壁を減らす
- 材料効率の向上
無駄な壁を減らすことで、建材の使用効率が向上。
無駄な壁が多い場合、大量の建材が必要となり、余剰な部分が廃棄される可能性がある。
逆に、無駄な壁を最小限に抑えることで、建材の無駄遣いを防ぎ、コストを削減できる。 - 建築材料の削減
無駄な壁を削減することで、建築に使用する材料の総量を減少させることができる。
例えば、外壁や内壁の面積を最適化することで、使用する塗料やクロスの量を削減。
これによって、材料費を抑えることが可能。 - 施工コストの削減
無駄な壁を削減することは、施工工程の簡素化にも繋がる。
建築工事や内装工事において、無駄な壁を処理する手間が省かれ、作業効率が向上。
これにより、施工期間や人件費を削減。 - エネルギーコストの削減
無駄な壁が少ないデザインは、断熱効果や通風効果を最適化できる可能性がある。
良好な断熱性能や通風設計によって、冷暖房コストを削減できる。
また、窓の配置や大きさを最適化することで、自然光の利用も増え、照明コストの削減にも寄与。 - 空間効率の最大化
無駄な壁を減らすことで、室内の有効な広さを最大限に活用。
スペースを無駄に占める壁が少ない設計は、部屋の配置や使い勝手を向上させる。
これによって、使用者の快適性を高めながら、建物の総合的なコストを削減。 - メンテナンスコストの削減
無駄な壁が少ない設計は、清掃やメンテナンス作業を効率的に行うことができる。
壁面の少ないデザインは、汚れが溜まりにくく、メンテナンスコストを削減できる可能性もある。
無駄な壁を減らすことは、建物のコストカットに寄与するだけでなく、機能性やエネルギー効率の向上にも繋がる。
ただしポイント①材料を定尺に統一すると同様に、注文住宅で1件だけ対策しても実現が難しいため上記をアプローチしたうえで「無駄な壁を減らす」ことでどの程度コストが削減されるかの確認が必要!
設計段階から無駄な部分を見極め、最適なデザインを追求することが重要。
コストカットのポイント④:水回りの配管を最適化
- 材料費の削減
配管の経路を最適化することで、必要な配管の長さや使用するパイプの量を減少させることができる。
無駄に長い配管や過剰な材料の使用を避けることで、材料費を削減。 - 効率的な配置
水回りの設備を効率的に配置することで、配管経路を短縮。
例えば、上下階のトイレを位置揃えることで、一つの経路で配管を供給することができる。
これによって、冗長な配管を避け、設計の合理性を高めることが可能に。 - 熱喪失の削減
給湯器などの熱を利用する設備の配管をまとめることで、熱喪失を最小限に抑えることができる。
熱のロスが少ない配置や経路を選択することで、給湯や暖房にかかるエネルギーコストを削減。 - 施工コストの削減
配管経路を最適化することで、施工工程が効率化される。
短い配管経路は施工時間を短縮し、作業の合理化に寄与。
これによって理論上、施工コストを削減することが可能に。 - メンテナンスの容易さ
配管を効率的に配置することで、将来のメンテナンス作業が容易に。
アクセスがしやすい位置や経路を選択することで、修理や交換作業がスムーズに行える。
これによって、メンテナンスコストを削減できる可能性も。 - 環境への影響の軽減:
配管を最適化することで、建物のエネルギー効率が向上し、環境への負荷を軽減することも。
エネルギーの効率的な利用は、温室効果ガスの排出削減にも寄与する。
水回りの配管を最適化することは、コスト削減だけでなく、設計の合理性やエネルギー効率の向上にも繋がる。
設計段階から水回りの配置や経路を検討し、効果的な最適化を行うことが重要!
コストカットのポイント⑤:建具を削減
- 材料費の削減
建具(ドア)は一つあたり5万円から10万円ほどの費用がかかることが一般的。
建具を最小限に抑えることで、建材費を大幅に削減することができる。
特に、小さなスペースや使用頻度の低い場所では、建具を省くことで無駄なコストをカットできる。 - 工事コストの削減
建具の取り付けや調整には専門的な作業が必要であり、これにかかる工事費も考慮する必要がある。
建具を削減することで、工事コストを削減。
また、建具のないスペースは施工が簡略化されるため、作業期間が短縮され、労働費の節約にも寄与。 - メンテナンスの簡素化
建具は使用することで摩耗や故障が発生する可能性があり、メンテナンスや修理が必要。
建具を削減することで、メンテナンスの必要性が減少。
メンテナンスコストや作業負担を軽減することができる。 - デザインの簡潔さ
建具を削減することで、室内のデザインが簡潔でスッキリとした印象になる。
特にオープンな間取りやモダンなデザインの場合、建具を最小限にすることで空間の開放感や一体感を強調することが可能に。 - スペース効率の最大化
建具を省くことで、スペースの有効活用が可能に。
例えば、ファミリークローゼットや土間収納、パントリーなどのスペースは、建具を削減してオープンな状態にすることで、収納効率を向上させることができる。 - 軽量化と環境への影響
建具を削減することで建物の総重量が軽くなり、建物の基礎や構造にかかる負荷が軽減される可能性がある。
また、建具の製造に使用される資源やエネルギーを削減することで、環境への影響を軽減することも。
建具を削減するアプローチは、コスト削減だけでなく、デザイン、メンテナンス、スペース効率などにもポジティブな影響をもたらす。
ただし、使用用途やプライバシーの確保などを検討しながら、バランスを保つことが重要!
ローコスト住宅の間取り術|まとめ
コスト削減と快適な住まいを両立させるための要点をまとめると、こんな感じ。
- 材料を定尺に統一
材料の無駄削減や加工効率の向上を通じて、製造工程や加工工程におけるコスト削減を実現。加えて、在庫管理の合理化や調達コストの削減なども可能。 - 2階建ての整形を採用
2階建ての建物は土地利用の最適化や基礎工事、外壁や屋根の削減などを通じて総合的なコスト削減が可能。また、エネルギーコストやメンテナンスコストの削減も見込める。 - 無駄な壁を減らす
建築材料の効率的な使用や施工工程の簡素化を実現し、エネルギーコストやメンテナンスコストの削減に寄与。室内の空間効率も向上し、デザインの一貫性も確保。 - 水回りの配管を最適化
配管経路の最適化により、材料費や施工コストを削減。また、熱喪失やエネルギーコストの削減、メンテナンスの容易化にも寄与。持続可能な建築としても注目。 - 建具を削減
建具を最小限に抑えることで、材料費や工事コストの削減を実現。デザインの簡潔さやスペース効率の向上、環境への影響の軽減にも寄与。
これらのアプローチを組み合わせることで、家づくりにおいて効果的なコストカットを実現できる!
ただし、設計段階から慎重な計画とバランスの取り方が重要であり、用途や要件に合わせて適切な手法を選択することが求められる。
これらは参考にすぎないので、営業担当や設計士と相談の上、進めよう!
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!