日本人が魅了される北欧デザイン!「北欧」をフィーチャーした住まいで豊かな暮らし
【スウェーデンハウス】さんを見学させてもらったり、家具屋【フィンチアンドホーム】さんに遊びに行ったり、なにかと《北欧》に触れる機会が多かったスミコ。
「北欧住宅って流行りはあったけど、今はどうなんだろう?」
そんな思いがあったけど、【スウェーデンハウス】さんや【フィンチアンドホーム】さんを拝見して、お話聞いたら《北欧》って知らないだけですごく魅力が詰まっているんじゃないか!?
日本人がハマってしまうのもなにか理由があるはず。
ということで、今回はスミコのお勉強のため《北欧》について掘り下げ!
目次
日本人は《北欧》に夢中
日本に《北欧ブーム》が到来したのは2000年代後半頃。
20年以上前!?
未だに根強い人気の北欧インテリアや北欧雑貨。
artek(アルテック)
Louis Poulsen(ルイスポールセン)
MUUTO(ムート)
HAY(ヘイ)
FRITZ HANSEN(フリッツ ハンセン)
LE KLINT(レ・クリント)
CARL HANSEN&SON(カール・ハンセン&サン)
iittala(イッタラ)
rorstrand(ロールストランド)
bang-olufsen(バング&オルフセン)
イケア
マリメッコ
ムーミン
などなど。
日本国内で人気の北欧ブランドは、きりがないくらいに沢山あるようだ。
「名前を聞いたことがある。」
「インテリア雑貨や家具、照明。ブランド名は知らなかったけど見たことがある!」
そのくらいだけど知っていたものもある。
そういった北欧インテリア達は、どちらかというとフランスやイタリアみたいなファッション系よりも、暮らしに関連する家具や生活雑貨が多い。
それは北欧と日本のライフスタイル=暮らし方に、意外と共通点が多いのが理由なんだそう。
日本では、2006年に上映されたフィンランドが舞台の「かもめ食堂」をきっかけに、スウェーデン発の家具チェーンの「IKEA」やファストファッションの「H&M」が日本に上陸。
加えてフィンランド出身のキャラクター「ムーミン」が大人気!
ムーミンの世界観を体感できるテーマパークも開園するほど北欧ブームが到来。
北欧ブームは十数年経った今でも人気続行。
「北欧っぽい」「北欧らしい」スタイルや雑貨、文房具にまで影響を与えるほど注目されてる。
イッツア《北欧スタイル》!
参照:https://www.pinterest.jp/pin/355714070543731476/
そもそも「北欧」ってどの国を指す?
スウェーデン
フィンランド
デンマーク
ノルウェー
バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
ブリテン諸国
アイスランド
を含む国々のこと。
北欧諸国から発信されたデザインの総称を北欧スタイルと呼び、夏は暑く、冬は寒い厳しい気候だからこそ生まれた洗練されたシンプルモダンなデザインは、日本の建築や調度品とも相性が良いと評判。
北欧デザインの特徴
北欧デザインは大きく分けて3つの特徴がある。
シンプルなデザイン
北欧デザインは線や曲線を駆使した洗練されたデザインが多い。
模様の種類は少なく、パターン化された幾何学模様が特徴的。
色使いもシンプルで、2~3色の単色を組み合わせてパターン化されたデザインが主流。
このシンプルなデザインは、北欧の風土や人々のミニマリストな暮らしを反映しており、統一感と洗練された美しさが際立つ。
北欧に暮らす人々のミニマリズムな暮らし
家具や食器などは代々受け継がれ、丁寧に手入れがされることで、古くても価値が高く評価される。
実用性のあるデザインや長年愛用できるアイテムが好まれるのは、北欧の人々が必要最低限の物を持つミニマリズムな暮らしをしているからこそ。
温かみのあるアースカラーと、自然をモチーフにしたデザイン
ナチュラルなアースカラーやスモーキーカラーが主体であり、落ち着いた色使いが北欧住宅のインテリアによく馴染む。
また、北欧の自然豊かな風土を反映して、自然をモチーフにした柄物がよく使われる。
ファブリックやインテリアは落ち着いた色合いでまとまりつつ、小物にははっきりとした原色を用いるなど、メリハリのある色使いが魅力的。
北欧デザインのシンプルさ、ミニマリズムな暮らし、そして温かみのあるアースカラーと自然をモチーフにしたデザインの組み合わせは、飽きが来ることなく長く楽しめるデザインとして愛されている。
北欧住宅の美しいデザインと心地よい暮らしを楽しむことで、豊かなライフスタイルを手に入れることができるのだろう。
最新北欧インテリアとは?
“ヒュッゲ”って聞いたことない?。
デンマーク語で「居心地がいい空間や時間」という意味。
日本でもよく耳にするようになってきたこの言葉は、英国や米国のライフスタイル業界で新たなブームを起こしつつあるらしい。
日本国内、住宅でも様々な形で“ヒュッゲ”を取り入れる住宅会社が出てきた。
働き方改革も人気を過疎させて、ゆったりと豊かな時間を過ごそう!という価値観の変化もブームの要因かと。
それもあって、また北欧インテリアが日本で流行ってきてる!
再熱のわけ!日本人が憧れる《北欧文化》
北欧ブームが日本で始まってからしばらく経ちましたが、北欧住宅の人気は今もなお衰える気配はない。
北欧地域は、日本よりも高い緯度に位置しており、四季がはっきりとしている。
夏は暑く、冬は寒く、特に冬はとても長く日照時間が短いのが特徴。
真冬には午後3時頃になると夜のように暗くなっちゃうのも北欧の特徴。
このような気候の影響から、北欧の人々は家にいる時間が長くなることから、「いかにおうち時間を快適に楽しく過ごすか」を重視して暮らしている。
そんな北欧の暮らしの中で大切にされる概念が先ほど挙げた「HYGGE(ヒュッゲ)」。
北欧の人々はヒュッゲの価値観を大切にし、ロウソクの灯りをともしながら食卓を囲んだり、暖炉のそばで温まりながらお茶を楽しんだりすることで、心のやすらぎや安心感、あたたかさを感じ、好きなものに囲まれた幸せな時間を過ごしている。
このヒュッゲの価値観が、多忙で物は豊富でも心が満たされていない日本人の心に響き、理想とする生活の一部として憧れを抱いたのかもしれない。
北欧住宅の人気は、心地よい暮らしを求める人々にとって永遠の魅力を持ち続けるんだろう。
《北欧住宅》の特徴4選
雪国だからこその大きな屋根
厳しい冬も乗り切れる高気密・高断熱
曇り空でも少しの明かりを取り込む大きな窓
素材感のある外壁とカラーリング
雪国だからこその大きな屋根
北欧住宅の特徴的な要素として、大きな三角の屋根がある。
急な勾配の勾配屋根は、雪が屋根に積もらないようにする工夫が施されている。
長い冬が続く雪国ならではの設計であり、雪や雨水を効果的に滑り落とす仕組みが採用されている。
厳しい冬も乗り切れる高気密・高断熱
北欧の厳しい寒さに対応するため、北欧住宅は高気密・高断熱の構造が特徴的。
30㎝厚の壁を持つ住宅も珍しくない。
家を断熱材で囲み、連続断熱工法を採用することで、室内の温度を一定に保ち、心地良く過ごせる環境を提供。
さらに、二重・三重の窓を使用し、木製のサッシに3層ガラス窓を備えることで、断熱性を高めている。
曇り空でも少しの明かりを取り込む大きな窓
北欧では冬の日照時間が短いため、北欧住宅は明かりを極限まで取り込む工夫が施されている。
特にダイニングテーブルの位置には、自然光を最大限に取り入れるよう計算された窓が配置。
二重窓は当たり前で、内側に開く窓が多いため、室内からでも掃除がしやすいように配慮されている。
素材感のある外壁とカラーリング
北欧住宅の外壁は、板状のサイディング以外にも、レンガや漆喰などの素材が用いられる。
この素材感のある外壁に加えて、カラーリングが北欧住宅の魅力を一層引き立てている。
アースカラーの青と白の組み合わせや、赤い屋根など、可愛らしいカラーリングが特徴的。
ナチュラルな色合いから個性豊かなカラーまで、北欧の大自然に溶け込む色使いが人気。
まとめ《北欧スタイル》にマッチする人
北欧スタイルの暮らし、居心地が良いと感じるのは「おうち時間を大切にしたい人」。
新型コロナウイルス感染症等の影響で、外出を控えて家で過ごす時間を大切にする人が増えた日本。
そのような状況下で、北欧スタイルのシンプルで飽きのこないデザインが注目を集めている。
北欧の家は高い耐久性と機能性を持ち、日本の和の雰囲気にも調和する。
このため、多くの人に愛されるのだろう。
北欧スタイルの家はシンプルでありながら、個性を表現する余地も持っている。
好きなものを少し足して、自分らしい空間を作り出すことができるのも魅力。
また、天気の良い日はバルコニーや庭でティータイムやバーベキューなどの食事を楽しむことも可能。
それぞれが自由に暮らしを楽しむことができるため、自分らしいHYGGEの暮らしを実現できる。
北欧スタイルの暮らしは、心地よくて居心地の良い空間を大切にしたい人にぴったりのスタイルと言える。
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!