じゅうたく通信 家づくりレポートいつまでも暮らし続けたい木造住宅/ミサワホーム北越【みちまち住宅祭】

いつまでも暮らし続けたい木造住宅/ミサワホーム北越【みちまち住宅祭】

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いつまでも暮らし続けたい木造住宅/ミサワホーム北越【みちまち住宅祭】

2023年、新潟市西区坂井地内に新しい町が誕生!
緑あふれるシンボルロードが人と人、人と町をつなぐ『みちまち坂井つばさ』

そして2023年5月には『みちまち住宅祭』として、この町で実際に暮らす方のために建てられた20棟のお家が公開されます!

新潟住宅通信では、『みちまち住宅祭』に参加するビルダーさんへのインタビューを実施!

17社目となる今回は、新潟市中央区に本社を構えるミサワホーム北越さん。
家づくりのこだわりや、『みちまち住宅祭』参加の想いを営業の清水さんに聞いてみました。

ミサワホーム北越株式会社 / 新潟支店 西新潟店 営業三課

清水 宏一郎Koichiro Shimizu

全国各地で高性能な住まいを手掛けるミサワホームさん。新潟市に本社を構えるミサワホーム北越さんでは、新潟の冬の寒さと夏の高湿度を快適に過ごせる住まいを提案しています。
また利便性・機能性を兼ね備えた「蔵」収納は、災害時の備蓄機能の役割も。災害を見据えたレジリエンス住宅にも積極的に取り組んでいます。

大空間でも断熱性・耐震性の優れた家

――まずは、ミサワホームさんの家づくりの特徴を教えてください。

ミサワホームでは、大開口と大空間を大事にしながら断熱・耐震性の優れた住まいづくりに取り組んでいます。

大開口・大空間を取りながらエネルギー性能を保つというのは、一見相反するように見えるかもしれませんが、ミサワホームは大空間・大開口を取りながらZEH基準を標準的にクリアしている。そこが大きな特徴です。

――その他にミサワホームさんがこだわっているところはありますか。

「蔵」の収納空間は、お客様に気に入っていただけるポイントの一つです。間取りを考える際、リビングを広く取ろうとすると収納が減ってしまう、という問題があると思います。そこで「蔵」を作って収納を1か所にまとめることで、収納と広さの両方を我慢せずに取り入れることができます。

またミサワホームは木造住宅を基本としており、木質パネルを使った「モノコック工法」を採用しています。南極の昭和基地の約8割方がこの工法で建てられていまして、国からも認められている工法です。新潟の冬の寒さや夏の湿気に強く、地震が来ても揺れにくい・メンテナンスがかかりにくい住宅として他社さんとの差別化を図っております。

――地震への対策について詳しくお聞きしたいのですが、実際に地震が起きたとき・起きたあとの備えについてはどう考えていますか。

レジリエンス住宅というのは、絶対条件として考えるべきかなと思っています。ミサワホームの家は蔵収納に備蓄ができますし、太陽光・蓄電池を備えることで電気が止まっても自分で復旧できます。そういった、いざというときに必要なものは自分の家で賄える仕組みを重要視しています。

――大空間を取っても地震に耐えられるのは、どんな仕組みなのでしょうか。

木造住宅というのは、柱と梁のある昔ながらの日本の造りが主流ではありますが、ミサワホームで使っているのは「木質パネル接着工法」になります。これは木造パネルを使って一つの大きな箱を作るようなイメージで、工場で作ったパネルを現場で組み立てる工法です。

この工法ですと、地震の揺れが来たときに力を分散して逃がすことができるので、耐震性能はすごく高い住宅になります。

――「木質パネル接着工法」によって、地震が来ても安心して暮らせる家ができているんですね

そうですね。またミサワホームの場合、接続部分にもこだわっています。接着に使用するのは、引き抜き耐性が高い「スクリュー釘」と「高分子接着剤」というものです。接着剤って聞くと弱いイメージがあるかもしれませんが、高級車やジャンボジェット機の接続部分にも使われる強い接着剤があるんです。

通常の釘を使うと地震の揺れで歪みが生じてしまいます。しかし接着剤でガチッと接着すると、地面の揺れに沿って家全体が揺れるため、建物へのダメージが最小限に抑えられます。そういった面で、メンテナンスの費用が掛かりにくい家でもあると思います。

実際にミサワホームのお客様で地震を体験した方からは「アパートや昔のお家に住んでいたときと感覚が違う揺れ方だ」と言われますね。

――アフターフォローに関しては、どんなことに取り組まれていますか。

お客様とのお付き合いは、家を建ててからも長く続きます。ミサワホームは35年構造体初期保証という業界トップの長期保証もありますし、何か不具合やご相談があったときには、私たち営業・現場スタッフ・メンテナンス部門・設計部門も一同チームとなってバックアップします。その辺りに関しては喜びの声をいただくことが多いです。

また、毎年ミサワホームでは年末にお客様へカレンダーをお配りしに行くんですね。家を建ててからの10年間、毎年顔を合わせる中で「住み心地はどうですか」「不具合はないですか」、小さいお子さんがいれば成長を見ながら「大きくなりましたね」などとお話をします。そんな風にお客様との繋がりを絶やすことなく、ずっと繋がっていけるように取り組んでいます

子どもたちにとって素敵な実家”になるように

――今回『みちまち住宅祭』に参加を決めたきっかけを教えてください。

『みちまち坂井つばさ』は、西区で人気の高い新通つばさ小学校の近くになります。お子様やご家族様の将来の生活や暮らしに残るような町づくりプロジェクトとして開催されるということで、その理念にミサワホームも大変共感して、参加を決めました。

――現時点でミサワホームさんとして「こんな家を建てたい」という構想があれば教えてください。

『みちまち』は、区画の南側に遊歩道があり、緑が豊かで、光がたくさん採れる場所です。ミサワホームの特徴である大開口・大空間を取ることで、リビングに光をたっぷりと入れながら外の緑も楽しめるような設計を考えています。また断熱性能も確保しながら、ZEH基準で環境にも優しい住宅を是非ご覧いただきたいなと思います。

――ミサワホームさんでは、普段から緑を活かしたお家のご提案はされていますか。

そうですね。お庭や外構のご提案もさせていただきます。

ミサワホームの展示場やモデルハウスでは、植栽を業者さんに頼んで整備してもらうのではなく、営業自らが出向いて芝を刈ったり整えたりしているんです。そういった活動が提案力に繋がっていると思います。緑って手間がかかるところでもあるので、こういう植物がいいよ、こういう整え方がいいよっていうのを実体験をもとにご提案できるところがいいなと思いますね。

最近は昔ほど大きな敷地がなくなってきているので、お家の他に駐車場スペースを確保して終わりという場合も多いです。でも、その中で少しでも緑を添えてあげると外観がよりきれいに見えますし、天気の良い日には緑と空とお家が映えるので、植栽やお庭のご提案は積極的にさせていただきますね。

――『みちまち』では、太陽光や蓄電池の搭載やZEH住宅もテーマになっています。そういったエネルギー対策について、ミサワホームさんの考えや取り組みを教えてください。

やはり近年、太陽光発電・蓄電池を載せた自給自足ができる家づくりは、お客様も興味を持たれている方が多いですね。ミサワホームとしても、より先進的に進めていきたい部分でもあります。

またZEHについても、20~30年ほど前から取り組んでいます。今はZEHという言葉が全国的に浸透していますが、実は全国で初めてZEH対応の住宅を作ったのはミサワホームなんです。ミサワホームの先進的な技術が、時代とともに少しずつ受け入れられてきているのかなと思っています。

――『みちまち』に興味をお持ちの方に、メッセージをお願いします!

『みちまち坂井づばさ』は新通つばさ小学校区の近くということで、お子様とご家族様が安心して暮らせる住宅を目指しています。新しく建てるお家は将来的にお子様の実家になるものなので、素敵にデザインさせていただきたいと考えています。

エネルギーの自給自足とCO2削減。環境を守る最新のスマートハウスとレジリエンスを掛け合わせた住まいをご提案させていただきます。

2023年5月、『みちまち住宅祭』開催!

新潟住宅通信では、今後も『みちまち坂井つばさ』『みちまち住宅祭』について取り上げていきます。
ぜひチェックしてください!

※ミサワホームさんの紹介ページはこちら

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