じゅうたく通信 家づくりレポート注文住宅のスマート収納術【リビング編】家族のライフスタイルに合った整理整頓

注文住宅のスマート収納術【リビング編】家族のライフスタイルに合った整理整頓

家づくりノウハウ
注文住宅のスマート収納術【リビング編】家族のライフスタイルに合った整理整頓

リビングは家族が集う場所で、家事子供の遊び仕事や勉強エンターテインメントなど、さまざまなアクティビティが行われる。

こうした多彩な用途のため、物が溢れてしまいがちなのは避けられない・・・。

家で一番モノがあふれる場所ということ!

マイホームを考えるうえで、家族のライフスタイルに適した収納を工夫することで、リビングを整理整頓された空間に保つことができる。

共有スペースを有効活用するためのアイデアとして、家族で使いやすい共有できる収納を取り入れることがおすすめ。

さらに、使わないアイテムを一定期間置ける場所を設けて、定期的にみんなで整理し、不要な物を減らすこともスッキリとしたリビングを保つ習慣に!

家族の多様なライフスタイルを考慮し、共有スペースを有効活用する収納術を取り入れることで、リビングはいつでも整理整頓された空間となり、理想の習慣も見につく。

リビングのお悩みポイント

  1. ソファが鞄やコートの陣取り場に!
  2. エプロンがソファの上でダラリと。
  3. テーブルやカウンターが新聞、雑誌、郵便物でごった返し中。
  4. お菓子の袋がテーブルの上を占拠。
  5. 子どものおもちゃが奔放なパレード。
  6. ランドセルや体操着袋、玄関との長距離レース。

間取りを考える前に自分を知る!

「何がどのくらいあって、どうやってしまいたい!?」

ここが不明確なまま、ただ「収納大きい方がいい」「収納多い方がいい」ってやみくもに間取りに入れていったら無駄だぞ!

収納スペース余って、リビング狭くなったら勿体ないぞ!

だから夢のマイホームを建てる前、打ち合わせまでには頭と荷物を整理しておこう!

収納しておきたいもの

①雑誌・書類(取扱説明書・保管書類など)
②日用品(マスク・電池・薬・裁縫道具・工具など)
③身の回り品(ハンカチ・ティッシュ・タオル、バッグ、帽子、アクセサリー、衣類など)

このくらいじゃなかろうか!?

これがどのくらいの量あって、どうやって仕舞いたいか。

今住んでいるところで収納がうまくいっている人は、収納ボックスやワゴンそのまま使えるサイズで収納を考える。

引っ越しの時もそれらにいれたまま段ボールに入れて、そのまま新居の収納スペースにズドンすればいい。(入れればいいといいたい)。

今住んでいるところで収納がうまくいっていないから「心機一転、新居は何とかしたい!」ってひとは、上記【収納しておきたいもの①②③】を入れたいものを決めておいて、サイズまで把握

よく散らかるもの

①仕事・学校のカバンや道具
②上着・ジャケット
③郵便物・おたより
④おもちゃ・マンガ

よく散らかるもの=よく使うもの。

「片づけるほどじゃない」
「すぐ使う」
「片づけると忘れる」
「明日使う」

などなど言い訳があるモノたち。

なら、一時置き場をつくってあげたらいい!

人の目には触れにくく、隠しやすい。かつすぐ取り出せる場所を設けてあげる。

先ほどあげた【散らかりやすいもの】を例にあげると・・・
①仕事・学校のカバンや道具
②上着・ジャケット

・思い切ってリビングにクローゼット空間をつくり、仕事・学校系はそこにまとめちゃう
・リビングとは別に、シューズクロークなどにハンガーポールを設置しちゃう
・リビング近くにファミリークロークを設置して、仕事・学校系スペースを設ける

③郵便物・おたより
冷蔵庫にマグネットで貼るのはNG!ゴチャついたイメージになるし、表面に熱がこもり冷蔵庫に負担をかけちゃうよ!
とはいえ、こういった書類はキッチンカウンターやダイニングテーブルに散らかりがち。
郵便物・お便りは家事導線上(よくとおる場所)のすぐアクション出来る場所に逃げ場があると◎。
さらに一週間か一度ほど、そこを整理する習慣がつくとさらに良し!
・キッチンカウンターに、家族ごとに郵便物やお便りを振り分けられる引き出しをつくる
・パントリースペースに家族ごとに郵便物やお便りを振り分けられるスペースをつくる

④おもちゃ・マンガ
子供が大きくなれば不要なスペースにはなるけど、大きく確保する必要はある。
ほとんどのおもちゃ・マンガを子供部屋に置くことを基準に、一軍おもちゃ(よく遊ぶもの)だけを置くスペースを家づくりの段階で考えていきたい。
・ダイニングチェアを収納可能なベンチにする
・パントリー一角におもちゃ・マンガスペースを確保しちゃう

壁面収納: 限られたスペースを最大限に活用するスマートな収納アイデア

壁面収納は、リビングの空間を有効に活用する上で重要な要素。

限られた床面積を最大限に引き出し、美しさと機能性を融合させる方法として重宝する。

カスタムメイドの本棚やキャビネットを導入すれば、デザイン性を損なうことなく、本や装飾品、収納ボックスなどを効果的に整理が可能。

壁面収納の利点は、部屋の印象を広々としたものにすることにある。

床に置かれることなく、壁に取り付けられるため、空間が開放的に感じられ、部屋全体のデザインに統一感を持たせることが可能。

また、アイテムが見やすく収まることで、整理整頓が容易になり、日常のストレスを軽減。

小上がりスペースの収納: アクセントと実用性を兼ね備える空間の活用法

小上がりスペースは、リビングにおける隠れた収納スペースとして活用価値が高い。

わずかな高低差を利用して、引き出しや収納スペースを組み込むことで、季節ごとのアイテムや特別な物を整理できる。

こうしたスペースは、デザインのアクセントとしても機能し、リビングに個性的な魅力をもたらせる!

小上がりスペースの収納を工夫する際には、使い勝手を重視したデザインを選ぶことが大切。

引き出しや扉を付けることで、収納物が出し入れしやすく、整理がしやすくなる。

また、カラーボックスやバスケットを使用して、整然とした印象を保ちながら、アクセントとしてのデザインも楽みたい。

パントリー: 食品と調理器具をスマートに収納する効果的な方法

リビングとキッチンを繋ぐ場所にパントリースペースを設ければ食品や調理器具だけでなくリビング収納としても最適なスペースに。

キッチンに近いということは家事をする家族が良く使う場所ということ。つまりはママ。

ママの行動範囲であれば郵便物・お便りの一時保管場所をパントリーに設ければ、リビングはすっきりするしなすくこともないし、何かのついでに確認・整理ができちゃう!

食材の取り出しが便利で、調理の効率を高める一方、整理整頓されたパントリースペースは、料理の準備と片付けをスムーズに行うのに役立つ。

パントリーを有効に活用するには、食品や調理器具ごとに専用の収納スペースを考え、リビング収納スペースを確保することが大切。

壁面収納、小上がりスペースの収納、パントリーのそれぞれを工夫して導入することで、リビングの収納効率と快適さを向上させることができる。

空間の特性を最大限に生かした収納アイデアを取り入れ、リビング空間をより使いやすく、美しく整えてみよう。

真似するが吉!

荷物の量を把握し、置きたい場所のイメージがついたら、とにかく情報収集!

収納上手に学び、取り入れたい方法や家族のライフスタイルに合ったものを採用しよう。

収納情報収集おすすめアプリ


収納だけではなく家づくり全体で役立つものだけど、ご紹介!
Instagram
いわずもがな、フード、ファッション、インテリア、旅行等、あらゆるジャンルの情報収集が可能なSNS。

家づくりでいえば、実際のオーナーが投稿する写真や動画から、具体的でリアルな情報を得られるのが特徴。

収納についても、使用アイテムなどの詳細まで知れ、保存機能で見返すことも簡単に!
Roomclip

ユーザーが自分の家での暮らしの写真を投稿する、日本最大の住まいと暮らし・ライフスタイルのSNSメディア。

「RoomClip公認家づくりパートナー」もあり、新潟では【ディティールホーム】さんが該当!

「家づくりってどうしていいかわからない」
「何から考えていいかわからない」

「RoomClip公認家づくりパートナー」は、そういった実際に暮らす人の悩みに寄り添って、一緒に家づくりを考えてくれるそうな。

Pinterest
自分の好きな写真や画像を自分専用のコルクボードのような「ボード」にピン止めをするように「ピン」をして、それをシェアできるサービス。

Pinterestは単なる「画像がメインのSNS」というイメージを持っている方も多いけど、ネット上のWebサイト・あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービス。

また、自分のお気に入り写真を登録していくと、他のユーザーが登録した写真の中からあなた好みの写真がピックアップされ、
それも気に入ればカンタンに保存ができる、そんなアイデア発見型の画像収集アプリ!

まとめ


リビング収納のポイントを考える際に重要なことは、家族の多様なライフスタイルに合わせて共有スペースを有効活用すること。

リビングは家族が集まる場所であり、さまざまなアクティビティが行われるため、物が溢れがちな場所となりがち。

しかし、家族のライフスタイルに適した収納を家づくりの時点で考えて置ければ、整理整頓された空間を保つことができる!

リビングの収納において重要なポイントを復習。

自分達の荷物量を知り、どこにどう収納したいかを整理する!

壁面収納の活用: 限られた床面積を有効活用するために、壁面収納を検討。
カスタムメイドの本棚やキャビネットを利用することで、本や装飾品、収納ボックスなどを美しく整理することができる。
壁面収納は部屋を広々とした印象にし、整理整頓の手間を減少させる。

小上がりスペースの利用: 小上がりスペースは、リビングに隠れた収納スペースを提供。
わずかな高低差を利用して、引き出しや収納スペースを組み込むことで、季節ごとのアイテムや特別な物を整理することが可能。
デザインのアクセントとしても機能するため、リビングに個性的な魅力をもたらす。

パントリースペースの設置: リビングとキッチンをつなぐ場所にパントリースペースを設けることで、食品や調理器具の収納を効果的に行える。キッチンに近いため、家事をする際に便利な場所にあり、郵便物やお便りの収納にも役立ち、リビング収納としても最適。

情報収集とアプリの活用: リビング収納を計画する際には、収納上手のアイデアや家族のライフスタイルに合った方法を学び、アプリを活用して情報収集することがおすすめ。InstagramやRoomClip、PinterestなどのSNSメディアを活用して、実際のオーナーの投稿から具体的な情報を得ることができる。

最後に、リビング収納を計画する際には家族の生活スタイルを考慮し、壁面収納や小上がりスペース、パントリースペースなどを工夫して導入することで、収納効率と快適さを向上させることができます。どのアイデアを取り入れるかは家族のニーズに合わせて選び、整理整頓された理想のリビング空間を実現してみてください。

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