じゅうたく通信 家づくりレポート積雪・曇りの多い新潟【太陽光パネル】の必要性『みちまち住宅祭』全19棟ZEH基準!

積雪・曇りの多い新潟【太陽光パネル】の必要性『みちまち住宅祭』全19棟ZEH基準!

家づくりノウハウ
積雪・曇りの多い新潟【太陽光パネル】の必要性『みちまち住宅祭』全19棟ZEH基準!

こんにちは、新潟での家づくりを夢見る30代主婦 “家ヲタク” スミ子です。

2023年5月から6月の3週にわたりの新潟市西区で開催された『みちまち住宅祭

かくしてスミ子も1週目にお邪魔したわけだが、なんとこちらの『みちまち住宅祭』展示住宅19棟すべて『ZEH基準』

ZEH基準』の中でも、分かっているようでちゃんと説明できない『太陽光発電


「太陽光発電って設置費用、結構かかるよね…」

「いざというときの安心は欲しい!けどランニングコストとメンテナンスコストと手間と…」
「太陽光発電=オール電化なのかい?」

てなイメージをお持ちですか?

さらに「なんか良さそう!」と『太陽光発電』を夢のマイホームで!と考えたとき

「雪や曇りの多い新潟って太陽光パネルつける意味ある?
「太陽光発電にかかる費用対効果は?
結局つけたらどうなる?

リアルな疑問がわき出てくるはず!

現在開催中の『みちまち坂井つばさ』の『みちまち住宅祭』の展示住宅は全19棟、【ZEH基準】という魅力的なまち。

以前は【ZEH基準】の魅力について紹介したので

それはこちら↓
県内初!展示住宅19棟すべて『ZEH基準』の【みちまち住宅祭】開催中!

今回は『太陽光発電』について紹介!

さらに家づくりを考える新潟県民の同志のため【新潟の太陽光パネルの設置】に特化して紹介してく~!

太陽光発電の基礎知識

太陽光を直接的に受け取り、それを電気エネルギーに変換。

住宅用の太陽光発電設備(基本的に10kw未満の容量)はイメージの通り、基本的に住宅の屋根上に設置。

設置方法

以前:屋根に穴を開けて固定する方法が主流。

現在:屋根に穴を開けない方法(屋根材を金具で掴んで固定する方法)が主流。

住宅用の太陽光発電は『余剰売電』

余剰売電:作った電気を使い、余った分だけ電力会社に売るという形。

つまり『電気代として買って使うはずだった電気を、自宅で電気をつくって電力を賄う形

2020年度は、新築住宅の約4~5割が太陽光発電を一緒に導入しているという統計もある。

太陽光発電の魅力と注意点

 太陽光発電のメリット 
電気代を節約できる
電気代高騰の影響を受けない
売電収入を得られる
停電しても電気が使える
補助金を活用できる
夏は涼しく冬は暖かい
環境にやさしい
蓄電池や電気自動車との連携でさらなる効果
 太陽光発電のデメリット
設置費用が高い
定期的なメンテナンスが必要になる
発電量が天気に左右される
設置に向いていない家もある
反射光トラブルが発生する場合がある
パワーコンディショナの設置場所が必要

太陽光発電の費用対効果

(あくまで目安です。詳細は住宅会社と綿密に相談)

住宅用太陽光発電設置費用

おおむね100万円~300万円程度

メンテナンス費用

1回当たり2~4万円

定期点検を4年に1回程度実施することが推奨されている。10年間で2回メンテナンスする場合を想定すると、4~6万円程度かかるでしょう。

パワーコンディショナ交換費用

1回当たり20~30万円が相場

パワーコンディショナ(以下パワコン)は発電した電力を家庭内で使えるように変換する設備。

寿命は10年~15年程度のため、運用中に交換が必要になることがあるでしょう。

パワコン交換費用は1回当たり20~30万円が相場。

費用対効果の計算方法

費用対効果を計算式

売電収入 + 電気料金削減分 ÷ 設置費用 + ランニングコスト

経済面の効果は、余剰電力を売電して得られる収入と自家消費による電気料金削減効果の2つ。

導入時には設置費用が、運用期間中はランニングコストがかかるので、これらの要素を総合的に考えて費用対効果を計算。

売電収入の計算式

年間平均発電量×0.7=約4,000kWh
26円×約4,000kWh=104,000円

基本的には一般家庭では10kW未満、売電価格は年々減少気味

 売電価格 年度比較  
令和5年度  16円/kWh
令和4年度  17円/kWh
令和3年度  19円/kWh
令和2年度  21円/kWh
令和元年度  24円/kWh
平成30年度  26円/kWh

参考値に参考値を掛けて計算しているので、かなりざっくり数値ではありますが参考までに。

新潟県などの雪国の場合は冬季には思ったような発電量にはならないことも想定しよう。

災害の備えとしての費用対効果

太陽光発電と蓄電池は売電収入や光熱費の削減だけでなく、いずれも災害対策面で大きな効果がある

災害で停電しても太陽光発電で発電した電気を使用でき、一定の電力を確保できるのが強みでもある。

設置やランニングコストなどを踏まえて「もとは取れるんか⁉」と必死に計算するのも大事。

だけど、金額の問題ではなく太陽光発電で災害への備えを万全にできることも忘れないで!

新潟の太陽光パネルの必要性


先にもあげた通り、全国各地どこも陶器の発電量は減少する。

それに加えて『曇りの新潟』、日照時間が極端に短い我がふるさと。

県外人に言わせると「新潟の人は曇ってても、雨が降ってなきゃ“晴れてる”という

たしかに。

県民性に影響を与えるほど新潟は曇りが多い。

でも待って!『数字』という事実が証明してくれた!

発電量が少ない地域(2020年10月の都道府県別発電実績)

1. 東京都
 

2. 沖縄県 

3. 福井県 

4. 富山県 

5. 神奈川県

新潟、入ってないやないかい!!

日本海側は日照時間が少ないようだけど、新潟より曇ってたり雨が多い地域もある!

それに設置する場所や設置方法によっては効率的な発電が見込める。

曇りや積雪が多いからといって太陽光発電に向いていないわけではない。

検討するときは、年間発電量で比較することを心掛けると良き。

むしろ新潟は『太陽光発電』向いてるのか問題

太陽光発電は温度が上がると発電効率が悪くなるという性質があるから、気温が高い地域に設置すると夏場の発電量が低下

一方、積雪地域でも夏場の気温があまり高くないエリアであれば、高温による発電効率の低下が発生しにくいのがメリット。

冬期の発電量が多少低下したとしても、年間発電量で積雪が少ない温暖な地域を上回る可能性がある。

ただし、積雪が多くても夏場の気温が高い地域や、そうなってしまう年では発電量が増えないことが考えられるため、安心しすぎないようにしよう。

まとめ:結局つけたら私の暮らしどうなる?

最近では新築住宅の約半数に導入されるまでに普及している住宅用太陽光発電

新潟にもふさわしい太陽光発電設備がある

新潟の家づくりに『太陽光発電』を考えてみると

・作った電気を家庭内で使うので、電気代の削減効果が期待できる

・使い切れなかった分は電力会社に売って、売電収入が得られる

・太陽光が出ていれば停電時でも電気が使える

・蓄電池と組み合わせることによって、太陽が出ていない時間でも電気が使える

・ZEHにつながり、補助金を活用できる可能性がある

・電気自動車(EV車)の充電に活用できる

・CO2削減による環境負荷の軽減できる

ここまでであげていないメリットも含めちゃったけど、このメリット予算・費用を天秤に掛ける。

アフターサポートの充実度も忘れずにチェックしようじゃないか。

そこでランニングコストメンテナンスコストも必要な場所に必要なだけ掛ければいいんだから!

素人目線で時間かけて悩んでもキリがないから、『みちまち住宅祭』の『ZEH基準』全19棟、見に行って相談しちゃえばいいのさ~。

『太陽光発電』設置について、シミュレーションの段階から誠実に対応してくれる住宅会社を選ぶことが大切だと、スミ子は思う。

 

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