じゅうたく通信 家づくりレポート毎日の家事がしやすくなる!ママに人気の間取りの工夫を紹介!

毎日の家事がしやすくなる!ママに人気の間取りの工夫を紹介!

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毎日の家事がしやすくなる!ママに人気の間取りの工夫を紹介!

家づくりを計画する際、家事がしやすくなる、効率の良い間取りにしたいですよね。
家事をするママにとっては、毎日同じような作業を繰り返し行わなければならないので、少しでも楽に行いたいもの。
働くママなら尚更そうではないでしょうか。
今回は、家事をしやすくするにはどのような間取りがベストなのかを解説します。

家事動線と生活動線が大切な理由

家の中での生活は、全てこの「動線」で使いやすさが決まるといっても良いでしょう。
家族みんなが朝から寝るまでの間、家の中で行動しやすい生活動線でなければいけません。
忙しい朝や帰宅後も、効率よく流れるような動きができれば生活しやすいといえます。
また、家事をする人にとっては毎日の作業になるので、出来るだけ無駄なく楽に動きたいというのが本音でしょう。
動線が悪いと時間がかかり、面倒で無駄な動きを毎日しなくてはなりません。
反対に動線を上手く考えた間取りは、楽に効率よく家事や作業が行えます。
住宅の間取り設計を考える際に、おしゃれ度や開放感なども大切な要因になりますが、生活する上で最も重要なことは動線を意識した間取り設計を重視することなのです。

家事を楽にする間取り設計のポイント

家事を楽にする動線を作れば、家事の時間を短縮する「時短」に繋がります。
家事は手っ取り早く簡単に済ませたい、無駄な動きや疲れる動きはしたくない、余った時間を有効に使いたいなど思いは様々だと思います。
それでは、家事動線をどのような考え方で間取り設計していくのか見ていきましょう。

洗濯動線を考える

家事の中でも毎朝行う洗濯ですが、家族が多いと干す量や手間が結構大変です。
この洗濯を効率よく行うには「洗う、干す、たたむ、収納」の動作をできるだけ動かずして行えないかというところに注目します。
脱衣所に洗濯機を配置し、その横に室内干し専用のスペースを作ります。
天気が悪い日や花粉症やPM2.5、黄砂などが気になる人には室内干しが便利です。
室内干しスペースに乾燥機を設置しても良いですし、サーキュレーターなど風だけでも十分乾かすこともできます。
湿気ないように窓や換気扇を付けておくと良いでしょう。
外干しがお好みの方は、洗濯機から外干しの場所までの距離が短い方が良いですね。
その室内干しから乾いた洗濯物を取り込み、洗濯物をたためるカウンターを設置しておきます。
さらにカウンター横にファミリークローゼットを作っておけば、たたんだ洗濯物を収納できます。
家族が多い場合には室内干しスペースは少し大きめにして、ファミリークローゼットはお風呂上がりなどに必要な衣類を収納できるだけのスペースで良いでしょう。
このように洗濯から収納までを、ほぼ横並びで作業が進むように間取り設計をするのがベストです。

買い物動線を考える

スーパーで食材や生活雑貨を購入すると、結構たくさんの荷物になってしまいますよね。
両手いっぱいに重い荷物を家の中へ持って入るのも一苦労です。
買い物をして帰ってきた時に、玄関もしくは勝手口どちらでも良いですが、まず引き戸にしておくと扱いやすく便利です。
入り口はどちらにせよ、家に入ったら直接パントリーに入れる動線がおすすめです。
冷蔵が不要な日持ちする食材や調味料、ビールやジュースなどの飲料水などはパントリーに収納します。
パントリーを通過したら横並びに冷蔵庫があると、冷凍や冷蔵が必要な食材を片付けられます。
パントリー内に冷蔵庫も置いても良いですが、調理の際はキッチンに近い方が使いやすいという人はパントリーとキッチンの動線上に置けるように設計しましょう。

ゴミ出し動線を考える

ゴミ出しも面倒な家事の一つですよね。
パントリー内に分別が必要なペットボトルやカンなどのゴミ箱を置いておくと、出入り口に近いのでゴミ出しも簡単にできます。
生ゴミもパントリー内に臭いが漂わないような対策をすれば、問題なく置くことも可能です。
例えば、パントリー内にゴミ専用のボックスを作り、扉を付けて臭い対策をするなど方法は色々あります。
勝手口の外に置くのも良いですが、雨の時などを考えれば屋根も必要ですし、履物を履いていちいち外に出るのも面倒なものです。
生ゴミや空き缶、ペットボトルなどのゴミは、大抵キッチンから出ることが多いのでパントリーを上手く利用すると良いでしょう。
パントリーからすぐに外に出入りできれば家事動線としてはベストです。

キッチンから浴室までの回遊動線を考える

キッチンに立って夕食の用意をしている間に、洗濯物を取り入れたりお風呂の掃除など水回りに用事があることが多いですよね。
煮込み料理の鍋を弱火にかけながら、洗濯物を取り込んでたたむ作業やお風呂を入れる前の掃除などをやってしまえば家事がはかどります。
この動作もキッチンから近ければ効率よく時短に繋がるでしょう。
理想的な間取りは、キッチンから扉を開ければファミリークローゼットや室内干しスペースと繋がり、そのまま洗面室や浴室にも繋がっていると非常に便利です。
キッチンはパントリーとも繋げる必要があるので、上手く設計士に考えてもらいましょう。

まとめ

家事がしやすくなる間取り設計について解説してきました。
生活動線を含め特に家事動線は、家事をする人にとってとても大切な要素になります。
家の中で右往左往しなければならない間取りでは、毎日の家事も疲れてストレスが溜まります。
家づくりを検討する際は、生活しやすく家事もしやすい動線を意識して間取りを決めていきましょう。

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