家づくりの必須知識【 洗面所 】で失敗しないための注意点!毎日使うから後悔したくない!!
こんにちは、趣味は住宅見学!新潟の主婦スミコです!
今日は家づくりの中でも重要な「洗面」についてお話しします。毎日使う場所だからこそ、後悔しないためのポイントをしっかり押さえておきたいですよね。
特に私たち主婦にとっては、使いやすさや掃除のしやすさが重要です。少しでも皆さんの家づくりの参考になれば嬉しいです。
目次
高さはひとそれぞれ
高さは意外と重要。身長によって使いやすい高さが違いますよ。適切な高さでないと、思わぬ不便が出てくることもあります!
高すぎる場合
洗面台が高すぎると、顔を洗った時に水が腕を伝って肘まで垂れてくることがあります。
そうなると、服や洗面台の周り、床までびしょびしょ~。掃除や洗濯の手間が増えるので、かなり面倒だしストレス!
それに、必要以上に腕を上げるため、肩こりの原因にもなりかねません。収納棚の位置も高くなり、手が届かないこともあるでしょう。
低すぎる場合
逆に、洗面台が低すぎると、洗顔時に腰をかがめるため、腰痛の原因になります。
これは毎日のことだから、腰に負担がかかると辛いですよね。特に、古い洗面台は昔の日本人の身長に合わせて低めに作られていることが多いです。もう、古すぎる洗面台は、思い切って新しいものに交換するのも一つの手です。
身長差がある場合
家族間で身長差がある場合、一般的には身長が高い人に合わせる方が無難です。
もちろん子どもは成長するので、少しの不便ならそのうち解決します。洗面台が高すぎる場合は、踏み台を使うことで対処できます。
それに、折りたたみ式の踏み台を使えば、不要な時はしまっておけるので邪魔になりません。
洗面台の高さは、身長÷2前後が理想なんだそうです!
例えば、身長が165cmなら80cm、170cmなら85cmが理想ってことですね。毎日使うからこそ、快適な高さを選びたい!
収納計画はできてる?
洗面化粧台の収納タイプと種類
収納には、扉を開いて使うタイプ、引き出しタイプ、扉と引き出しを組み合わせたタイプがあります。
皆さんが、今使っている洗面台のタイプはどれでしょう。現状の使いやすさ、使いにくさを考慮するのが大事。
そして、「なんで使いやすいんだろう?」
反対に、「なんで使いにくいんだろう?」
この謎が解けると、これから何を選択すべきかが見えてくるはず!
2枚扉タイプ
この扉は、洗面台下のスペースを最大限に使えるので、一番普及しています。
ただし、奥にしまったものが取り出しづらかったり、上半分がデッドスペースになったりすることも。施工費が抑えられるメリットがあります。
片引き出しタイプ
片方に便利な引き出しがあり、使い勝手が良いです。これは、開き扉の収納力と引き出しの使い勝手を兼ね備えています。収納力と取り出しやすさのバランスが取れたタイプです。
2段引き出しタイプ
洗面台下を上下に分けて引き出しにした贅沢な仕様です。このタイプはスペースを縦にも奥にもフル活用できるので、収納力が抜群です。
洗面台まわりの収納は「浮かす」か「隠す」か
どうしても水はねが防げない洗面台。ボトル類の底がぬめったり、水垢がたまったり・・・。ハア、だれか毎日掃除してくれ。
そもそもの汚れを防ぐために!フックやマグネットで「浮かす」か、水がつかない場所に「隠す」かがポイントです。
浮かす収納
これは、掃除がしやすく、ボトル類の底のぬめりを防止できます。例えば、突っ張り棒にフックを掛けたり、タオル掛けに小物入れを吊り下げたりする方法があります。100均でも人気の「魔法のテープ」でボトルを浮かせることもできますよ。
置く収納
シンクコーナーラックや珪藻土コースターを使って水垢を防止したり、タイルに合わせた陶器の小物入れを使ったりする方法もあります。ステンレス製品でまとめると清潔感があり、ハンドタオルをケースにまとめるとホテルライクな雰囲気になります。さらに、無印の「アクリル仕切棚・小」を簡易棚として使うのもおすすめです。
鏡裏の収納も外せない
ここに収納があると、スペースを有効活用できます。さらに、100均などで売っている収納ケースを使うことで、使いやすさ向上!
また、ケースの色や素材を統一することで、生活感を軽減できます。
鏡の高さ
四角形の鏡の場合
四角形の洗面鏡は、使用者の身長に合わせて設置するのが基本です。
具体的には、鏡の上端を1780ミリ~1800ミリの高さに設定するのが一般的です。鏡の下端は、洗面台(カウンター)から100ミリ~200ミリほど間隔を空けると理想的です。この高さにすることで、毎日の洗面が快適になります。
円形の鏡の場合
まるい洗面鏡は、かわいい。流行ってますよね。SNSでもよく目にします!
これは、使用者の顔の高さに合わせるのがポイント。円形の鏡はデザイン性が高く、洗面所に丸みと温かみを加えます。そしてとにかくおしゃれ♪上級者な印象!
見た目だけでなく、正確な高さで設置することで、首や背中に負担をかけずに自然な姿勢で鏡を見ることができます。
コンセントの位置を工夫して便利に
ミラー収納の中
ミラー収納の中にコンセントを設置するのはとても便利です。電動歯ブラシや電動シェーバー、入れ歯の超音波洗浄機などの充電に利用できます。収納内部にコンセントを配置することで、水ハネから守られ、安全性もアップします。さらに、見た目もすっきりして、生活感が出やすい洗面所を美しく保てます。
作業台の上
作業台の上にコンセントがあるととても便利です。アイロンや美顔スチーマー、携帯電話の充電など、さまざまな小型電化製品の置き場として使えます。ただし、モノを置きすぎないように注意しましょう。すっきりした空間を保つことが大切です。
失敗しやすいポイント
数が足りない
洗面所で使う電化製品は多いので、コンセントの数が足りないと不便です。設計段階で必要な数をしっかり考えておきましょう。
位置が悪い
コンセントの位置が悪いと、使いにくくなってしまいます。使うときの様子を思い浮かべて、最適な場所に設置しましょう。
作業用コンセントが欲しい
アイロンなどの家事に使うための作業用コンセントがあると便利です。使うシーンを想定して、あらかじめ設置場所を考えておきましょう。
壁材の防水だいじ
洗面所の壁
おすすめの壁材
水がはねる高さまではタイルがおすすめです。
タイルは汚れに強くて、水拭きもできます。なにより、日々のメンテが楽ちん。上の部分には漆喰や珪藻土などの自然素材や布クロスを使うと良いでしょう。自然素材は調湿効果があって、湿気対策にもばっちりです。
ビニールクロスはどう?
ビニールクロスは一見防水性がありそうですが、長持ちしないのが欠点です。年数が経つとジョイント部分が剥がれたり、ちょっと引っかけただけで破けたりするので、水回りには向いていません。
珪藻土の塗り壁ってどうなの?
珪藻土は調湿性能が優れているけれど、水分を吸ってしまうので洗面所にはあまり向いていないかも。基本的に、天然素材の塗り壁は水を弾かないので、場所を選ぶ必要がありますね。
洗面化粧台カウンター素材
次に、洗面化粧台のカウンター素材についてお話しします。
メンテナンスのしやすさで選ぶ
洗面化粧台は汚れやすい場所です。ですので、汚れがつきにくく、掃除が楽な素材を選ぶと良いでしょう。
たとえば、人工大理石や人造大理石は、シームレスに加工できるので掃除が楽です。また、メラミン化粧板も硬くて耐水性があり、お手入れが簡単です。
デザイン性で選ぶ
おしゃれな空間を作りたいなら、デザイン性の高い素材を選ぶといいですよ。中でも、人造大理石やタイルは豊富な柄があって、洗面所の雰囲気を一気にアップさせてくれます。
耐久性で選ぶ
洗面化粧台には化粧品や小物を置くことが多いので、耐久性が大事です。人造大理石は硬くて傷がつきにくいのでおすすめ。また、タイルも耐久性が高く、長く使えます。
洗面、後悔しないために!?
最後に、私たちが家づくりをする上で大切にしているポイント、それは「使う人の目線」です。家族の暮らし方やライフスタイルに合わせて、洗面所のデザインや機能を考えることが大切です。私たちが後悔したくないからこそ、この視点を忘れずに家づくりを進めていきたいですね。
家づくりは一生に一度の大イベント。後悔しないためにも、洗面所の設計や配置には細心の注意を払いたいものです。使いやすさや快適さを追求しつつ、家族の笑顔が溢れる素敵な洗面所を実現しましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
家づくりを楽しむ30代主婦、スミコでした。
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プロフィール
新潟スミコ
アラサー主婦。
サラリーマンパパと2児の子育て奮闘&エンジョイ中
新潟生まれ新潟育ちで趣味はマイホーム情報収集・住宅見学
産後、マイホームの夢が膨らみ住まいづくり情報収集してたら【家ヲタク】に!同じ悩みを持つ新潟県民に向けて役立つ【住まいづくり情報】を発信!